あべまきの森は、灘丸山公園の隣にあります。
その公園の北側一角に、六甲山緑化100周年記念行事として
苗木の植樹が行われたところがあります。

平成15年のことですが、幸い仕事でその様子を取材していました。
私の母校の美野丘小学校や摩耶小学校の児童、
摩耶山を守ろう会など大勢の方が集まっていました。写真は当時の様子です。

それからはや2年が過ぎ、そこに草が生い茂ってしまっていたところを、
神戸市立上野中学校の皆さんが総合学習の時間で今年度から手入れをされています。
下草刈りやオオバヤシャブシ・ニセアカシアの伐採などをして
景観の良い里山を作り出そうということだそうです。
現地の張り紙や広報誌で知り、私も一緒に参加させて頂きました。

下草を刈ったり、手鋸を持って間伐したり、それを切ってまとめたり。
熱心にやってて、時間になってもまだ続けたいなっていう生徒もいました。
体を動かして何かするっていうのはなかなか楽しいようです。

みんなが自分の身近な山でこんな経験をして
山の豊かさを感じてもらえるよう、あべまきの森でも工夫したいです。