うちから仰ぎ見る山は、六甲山系の一つ、摩耶山という山です。
この山の上の方は、ずっと天上寺というお寺の山でした。
山頂のすぐ下に広いお寺があって、長い間森が守られていました。

今はお寺が焼けちゃって、山頂の北側に移転したのですが、
今も立派な杉が多くて、それとここに特に多いアカガシという樫の木があります。

大きくてテカテカした常緑の葉っぱで、樹皮がぽろぽろとめくれて
鹿の子模様になります。もちろんドングリの木。
立派なアカガシや杉の大樹、そして霧も多い摩耶山頂は
いつもなんだか深い山だなぁって気持ちになります。