
今日は五山送り火の一つ、(左)大文字山の麓にある法然院の森に行ってきました。
いやはや、すごかったです。5,6年前はしょっちゅう通ってましたが、
改めてみると素晴らしく貴重な森です。
ここは、「森はともだち」をテーマに、自然体験や環境学習を20年あまり続けておられるフィールドソサイエティーが活動されているところで、最近では境内林の森林管理も始められています。私もずっと賛助会員で、時々講演会に参加したりしていました。
ところでこの写真、何に見えますか?
恐竜の足かな?
この森は、シイやクスノキの大木が林立する山麓の森から、次第にコナラやアカマツが多い里山林に移り変わっています。ものすご~く高いシイやタマミズキっていう、関西圏では神社やお寺の周りにしかなかなかなくて、暗くて鬱蒼としている、そんな森の一部を間伐していて、明るく見晴らしのいい、貴重な森にされていました。びっくりです。木々はこんな大きな空間をず~っと下に見てきたんだなぁ。なんともいえない威厳に満ちた姿で、我を忘れます。
写真はタマミズキっていう木の根元です。電柱のごとく真っ直ぐ伸びた幹が、急に枝を広げ、葉をつけています。冬に赤い実をいっぱいつけて、しかも葉が落ちるので、遠くからもすごく目立ちます。最初の枝が出るまで15メートルくらいある木もあるみたいです。
へんてこな木だなぁ、って前は感じましたが、いざ登れるかもしれない!と思うと、体が震えます。高い。勝手に天まで登るような感覚に襲われました。
もし、登ることが出来たら、Webに報告する余裕がなかったりして?