
京都大学の学園祭、11月祭の北部祭典企画にて、
写真展「芦生の森はどうかわったか ~目で見て比較~」
を私もやってる芦生ゼミで開催しています。
ぽぉーっと見ていると森ってあんまり変わらないみたいですが、
ここのところ、あちこちの森で異変?と感じるような大きな変化が起きています。
いったいどうしたんでしょう。心痛めることがたくさんです。
今回の写真展で、ぱっと見てもわかるような劇的な変化を実感して、
森で今起きていることを感じてもらえたらと思います。
以下紹介文より転載します。
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主催:芦生ゼミ
期間:2005年11月23(祝)~26(土)(京大11月祭、北部祭典開催期間)
場所:京都大学北部構内理学部1号館前(屋外)
(百万遍から今出川通りを東に徒歩5分ほどの所に、農学部と理学部のある
京大北部構内があります。門を入って銀杏並木を50mほど
進み、向かって右側(東側)のところでパネルを出しています。)
北部構内へのアクセス・地図はここ↓でみられます。
http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_n.htm
*開催にあたって*
日本海に注ぐ由良川の源流に位置する京都大学芦生研究林は、西日本最大規模の原生的植生をかかえ、貴重な動植物の宝庫として知られています。しかし近年、この森に急激な変化が起こっています。シカの増加による低木や草本の食害、カシノナガキクイムシによるナラ枯れ、入林者の増加によるオーバーユース等を原因とする植生や景観の変化には著しいものがあり、早期の対処が望まれています。
今回、芦生ゼミが所蔵する写真や、これまで芦生に関わってこられた方々から提供していただいた写真により、森の過去と現在を比較する写真展を企画しました。芦生の森がどのようにかわったのかを視覚的に分かりやすく示すことで、問題解決のための手がかりになればと考えています。 大勢の方々のご来場をお待ちしています。
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写真展でも展示している比較写真1組(最初の2枚です)