11月23日は 新嘗祭の日ですね。
徳島の上一宮大粟(カミイチノミヤオオアワ)神社の新嘗祭に参加させていただきました。
私は 5年まえにオキタリュウイチさんを知りました。
オキタさんはご自身の出身地 徳島の神社がとても古く 重要で もっと大切にされるはずのものなのに
忘れ去られそうになっている お宮も朽ち果てそうなところもある。氏子もいなくなりそうなところも。
それを知って
神社を再生するための活動をされていました。
私も神社が好きでたくさんお詣りしていたので 徳島が気になりました。
徳島のとても古い 大切な神社がどうなっているのか お詣りしたいと 思っていましたが、
とうとうタイミングが整い 5年後 やっとその時がやってきました。
オキタさんとここにこれてとても嬉しいです。
*上一宮大粟神社
主祭神は 女神 大宜津比売です。
*大宜津比売とは? 名前は聞いたことがあるけど。。どんな神様だったかな?
調べてみましたら すごい神様!
**イザナギとイザナミが淡路島を生み終えたあと、二番目に伊予の男女二つの名前を持つ島として
イヨノフタナシマ(伊予之二名島)を生みました。これが現在の四国です。
一つの体に顔が四つあり、その一つである粟の国(現在の徳島県)をオオゲツヒメといいました。
国生みの時に すでに名前が付いていた。。すごいですね。
そしてその直後の神産みにおいて、どういうわけか他の生まれいづる神々に混じり、ほぼ同名といえる「大宜都比売神」が再度生まれています。
美味しい食事を振る舞ったのに 古事記ではスサノオに、日本書紀ではツクヨミに殺され、その亡骸から穀類や蚕、牛馬が生まれます。
大宜津比売は『粟の国神』として生まれ、そして、穀物や養蚕の起源となりました。
「食そのものを生み出した」とされるのは、大宜都比売なのです
大宜津比売を 主祭神でお祀りしているのは日本でもいくつかしかありません。
この神様ともとでの 新嘗祭なのです。すごいことだと思いました。
***
本来は 神社本殿まで 結構な長い階段の参道を 登っていきます。
これは上から見たものです。
オキタさんは したから登っていくと 一歩一歩進みながら 俗世間のあれやこれやが 浄化されていく(違う言葉で言っていましたが
ちょっと忘れました)ようだと話していました。
この日は雨が降って危ないので 車で上まで登りました。
下から足で登りたかったなあ☺️
目に入ってきたのは 水に濡れて 鮮やかな 紅葉の中に浮かぶ 趣きある
しっとりと美しい 神社のお姿でした
いっぺんで 素敵 と感じました。
神社と周りの 木々 森の雰囲気もとても良い感じです。
新嘗祭が始まりました。
阿部宮司さんの 歌うような祝詞が 特別な雰囲気で 聞いているとふわっとトリップするような感覚でした。
叩く太鼓のリズムが ネイティブインディアンに似ていると 一緒に参加された Nさんが言ってましたが
そんな感じです。
所作も 何かの舞台を見ているようで、滑らかな動きで 驚きました。
その時によって毎回 違う感じになるそうです。宮司さんに何か降りてくるのかもしれません。
宮司さんのお話もとても興味深かったです。
こちらのお社は 歴史を感じ 趣があり 立派で 清潔で 美しかったです。
天井の絵も素晴らしく とても綺麗な色をしています。
オキタリュウイチさんと 阿部宮司
この時は 東京で 新嘗祭に参加する方もいるので 動画配信もされていました。
お社の中は とても良い気でいっぱいでした。
新嘗祭が終わったあと 外を見ると 風が吹き イチョウがハラハラと舞いとても美しかった。
お社の中は とても良い気でいっぱいでした。
新嘗祭が終わったあと 外を見ると 風が吹き イチョウがハラハラと舞いとても美しかった。
大宜津比売に関しては 今回たくさん調べてみたのですが
日本にとって 最重要的な すごい神様なのではないかと思います。
(それを書くと とても長くなるのでまた 別で書くつもりです。)
素晴らしいお祭りに参加できて ご縁に感謝いたします。
オキタさん 皆さん ありがとうございました
今回は雨で 神社の上の方に行けなくて残念でした。
ここは 実は かなり興味深いところがあり、みたいところがたくさんあったのですが
また、次ということになりました。
徳島は 深く 濃くて 謎めいている
でも あまり知られざる 隠された?歴史があるようです。
それだからこそ 古いまま 残っている 神社や土地
日本にとって かなりすごい場所だと思いました。
次回がまた 楽しみです。