11月23日 一宮大粟神社での新嘗祭の後に

多祁御奈刀弥(たけみなとみ)神社を お詣りしました。

オキタリュウイチさんに案内していただきました。

 

住所 徳島県名西郡石井町浦庄字諏訪213-1

 

御祭神 ・建御名方命 ・八坂刀売命

通称はお諏訪さん、あるいは東の宮

 

創建年は 不明ですが

由緒がきによると

延喜式内社 なので 今から千数百年以上まえからある古社ということになります。

長野県諏訪大社は 779年に阿波から移遷されたとの説もあるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

お社を見て一番 気になったのは 神紋でした。

なんと 鎌だったからですびっくり


鎌 が2本 クロスしている形 「違い鎌」 というらしいです。

瓦も鎌です。

 

私は 諏訪大社の『薙鎌打ち神事』をする地 長野県安曇野の小谷村 を

訪れたことがあります。実際に薙鎌打ちしている木を見たのです。

すごい衝撃でした!

 

『薙鎌打ち神事』とは

7年に一度の御柱祭。

その前年に、諏訪大社上社の宮司さんが長野県小谷村(おたり)を訪れ、

薙鎌を木に打ちつけるという『薙鎌打ち神事』が行われます。

これは諏訪明神の神威が、直接およぶ範囲を示しています。

また、御柱祭で使う木を見立て、

薙鎌を打つと諏訪明神が宿り、ご神木になるそうです✨

 

御柱になる木にうつ鎌

***

今の諏訪大社のご神紋は 梶の葉 です。

でも 鎌が重要 なのは ご神事からわかります。こんなお守りもあります。

 

お写真はブログからお借りしました。

 

その鎌が ご神紋になっている 徳島の多祁御奈刀弥神社

しかも 住所が 諏訪 です!。

 

オキタさんから聞いた話ですが 鎌ということから 稲

この徳島は 米や粟など穀物を食べる地域だそうです。

一方 諏訪地方は 動物を食べていた 狩猟の地

 

私の勝手な妄想ですが

諏訪には ミシャクジ信仰があり元々の神様 がいたはず

でも タケミナカタが今ご祭神である

ということは 徳島の神様を 諏訪で祀ることになってしまったのでは?

タケミナカタでなく 諏訪大明神が 諏訪大社の神様だという諏訪の方もいます。

 

ところで 地図で見て驚いたのですが 

この多祁御奈弥(たけみなとみ)神社の近くに なんと 沼奈河比売の古墳があるのです。

 

古事記では 沼奈河比売は 建御名方命のお母さんと言うことになっています。

 

私は 2018年から沼奈河比売の納めていた 糸魚川や翡翠 と縁ができて

ずっと追い続けています。

 

糸魚川に住む姫の古墳がここにある!というのは ほんとに驚きでした。

今回はここには行けなかったのですが 次回行ってみたいです。

 

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狛犬さんではなく 人?の像がありました。

 

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境内に橘の木がありなんだか良いなあと思いました。

 

徳島 謎ふかき 歴史が深い土地です。

そして豊かで美しい〜😊

 

興味が尽きないすごい場所だと思います。まだまだ 神社を巡ります。😊