前回のつづき
いや移植日という大事な日に
よりにもよって打ちに行くクズなんかどこにおるのや
ここにおります
話盛るのもいい加減にせえよ
盛れるならどれほどよかったでしょう
先読みもこなければ先バレも一切鳴らず
この店やってんな!
ってクサクサしながら舞い戻ったらさっそくお呼び出しされていて
いきなり現実に戻される
そうだった何せ今回のメインはこっち
そうなのよわたしはただ
空いた時間を買っただけ
意味不明な単語は無視でよろしい
意味わかるひとは‥アナタもクズですねほどほどにしとけよな
たまに融解失敗で移植中止があるらしい
ちょっとトントン拍子すぎるので
ここでひっかかるのかも
と戦々恐々としていたが
どうやら卵は無事に融けた模様
向かった先はいつも採卵しているエリア
他にも移植のひとが何名かいらっしゃるらしいが
わたしがトップバッターとのこと
採卵時と同じく不織布の手術着に着替えて待機
途中 看護師さんが
先生がちょっと遅れていて‥ゴメンナサイネー
と謝りに来つつ待つこと30分
ようやく名前が呼ばれる
手術室にはまたも院長先生
そしてモニターに映された己のフルネームを声に出して読めとの指示
いきなり採卵とは違う流れでビビる
また 採卵はドリフの銭湯(↓参照)だけど
それに比べたらなんぼか雰囲気が落ち着いている
というのも室内の人数が少ない
院長先生と看護師さん
あと傍らにおそらく培養士さんのみ
閑散としている
いつもの半数以下なんじゃないか
処置中は採卵時のガシガシよりは衝撃はないが
まあそれなりに痛い
モニターには卵胞ではなくて胚盤胞
カテーテルに吸い込まれて院長先生に手渡される始終の実況があり
途中何度か名前の確認
モニターが子宮内に切り替わり
ゆっくりカテーテルが入っていく
ココにおきますヨ
と言って院長先生は卵をにゅるんと押し出した
ように見えた
初号機よ待たせたな
さあわたしに還りなさい
生まれる前にあなたが過ごした大地へと
ああ確変確変
はいはいクズクズ
最後にカテーテル内に胚盤胞が残っていないかの確認
やけに何事も終始慎重
そうだよな
ここでドリフはないわな
どこかで何かをミスったらとんでもねーことになるもんな
移植の際は安静時間がないとのことで
手術室を追い出されたあとは即着替えて会計エリアへ直行
20分後 培養士さんから説明
戻された胚の画像と状態が記された紙を渡される
採卵時の成熟度:MⅡ
→MⅡ妊娠率(胎嚢確認まで)46%
媒精から凍結まで:117時間
栄養外胚葉:13個
子宮内膜:11mm
状態:アシステッドハッチング済5日目胚盤胞6BA
→5日目胚盤胞妊娠率(胎嚢確認まで)64%
子宮内膜の厚さも申し分ないですネ
卵もキレイですヨ
とのこと
とはいえ
妊娠率については実際はもっとグッと低い筈
まあ大丈夫わたし絶対に
‥失敗しますので
最後に胚盤胞の分割の様子や本日の移植の動画を収めたCDRをもらった
10分後会計
診療費用:¥13,717-
移植費用:¥110,000-
計:¥123,717-
ヴォエッ!時間買ってる場合じゃなかったーっ!
とこうしてわたしの移植は終わり
己の愚かさに涙目でとぼとぼ帰った
かと思いき
ズンズン歩いて某ホテルにて椰子の白わらびをゲット
ひとりで全部食ったるわとルンルンついでに焼肉弁当買って帰った
ヤケクソ投げやり荒くれクズ女の散財を甘く見るなよ
次回
そんな筈は無双
