母からの電話で話していたら

妹に

今さらとかなんとかわーわー言わないの

って怒られちゃった

と言っていた

でもあんたの身体が心配だからさ

とかなんとか

 

それをわたしに言ったら意味ねえでしょうに

 

3つ下の妹には今年小学2年生になるひとり息子がいて

実家の隣県に住んでいる

 

先週その息子を連れて里帰りをしていて

その際にそんな話になったらしい

わたしのいないところではちょいちょい

そんな会話になっているのだろう

きっと

 

今さら

 

まあそうだよなと思う

そんな気にもなるよな

そりゃそうだそれが正しい感情だ

 

妹に

母がそんなことを言っていたよと伝えたら

気持ちはわかるけどいつまでも言わないの

みたいな感じで言っただけだよ

とのことだった

お姉さんのことを想ってのことだと思うよ

そこは解ってあげて

 

解っているよ

そんなことはちゃんと

まだ見ぬ得体の知れない孫よりも

自分の娘の身体を心配するのは

親として当然のことなのだろう

 

でももうずっと

うちには孫がひとりしかいないからどうだなんだと

孫まごマゴ

あんたらチクチクくどくど言っていたじゃないの

とも思う

 

何を言われてもできないものは仕方ないし

わたしにはわたしの人生がある

事情がある

だから特に言い返すこともせずサラサラと受け流し続けてきた

 

そんなんだから言った側も忘れていくのだろう

少しは

言わなきゃよかった

とでも後悔のひとつもしてくれたらかわいいものを

 

わたしも気にはしていなかったつもりでも

確かな蓄積はあるのだと思う

累々と澱のような

 

でも

誰に何を言われても

いるんだからもう

此処に

うねうね

誰が何を言っているのか

何を思っているのか

そんなものはどうでもいいし知らねえ

ピコピコ

生きたいとか生きたくないとか

そんなもんも知らねえ

ただ此処にいるんだもん

もこもこ

そうね

そうだよネー

 

と脳内会話を繰り広げて

今日もあなたは元気でなにより

と思う

日曜日の昼下がり

 

明日は検診ですよ