子どもの頃
初めて宇宙を感じたのは
確か6歳くらいのお誕生日
お母さんからもらった手紙の最後に
さようなら
母にとっては
ただの挨拶の言葉
手紙の終わりには
「さようなら」が必要だから
私はなぜかその瞬間に
真っ暗で広大な宇宙に
身体ごと投げ出された気がして
気が遠くなるような時間を
果てしなく広がる宇宙空間を
ひとりぼっちで漂っている
自分を見た気がした
そのときからずっと
私のいちばんの悲しみは
遠い宇宙を漂ったまま
でも今夜の満月は
彷徨い続ける私の切なさを
やっと迎えに行ける
そんな勇気をくれる
Happy full moon to everyone
願うのはただ一つ
いつまでもあなたの瞳が
世界の美しさを映し出して
輝いていられますように
