就寝中息が止まる程の急な痛みで目が覚め
状況を飲み込むまでの間
パニックになってしまった。

此処が何処か、朝なのか夜なのか
生きているのか、そうでないのか
痛みが段々和らいで
ぼんやりと部屋を見渡せば
まだ明け遣らぬ窓の外

自分が生きている事に
安堵したのか憂慮したのか
そのどちらも、が一番しっくりくる



日中はその反動か強烈な眠気に襲われた為
昼休憩の全てを仮眠の時間に充てた

ざわざわと
ランチタイムを急ぐ人達の音の中
まるでそこから切り取られた様な世界
束の間の死の世界

始業15分前のアラームが鳴り
ゆっくりと生の世界に戻る

夢に見たあの子達に連絡してみよう