今回の熊本地震で被災されている方々に心からお見舞いを申し上げます。
必要な方の目に留まればと思い、書かせていただきました。
1.完全母乳または混合授乳の方へ
災害時だからこそ母乳育児を続けましょう
・母乳がお子さんへのライフラインになります
今のお子さんに新鮮で完全な栄養や免疫を与えることが出来ます。
それによって、非常事態で流行りやすい下痢や呼吸感染から赤ちゃんを守ります。
・母乳を含ませながら抱きしめあうことでお母さんもお子さんも安心し、リラックスして力が抜けやすくなります
・母乳はストレスが枯れることはありません
一時的なストレスで出が悪くなることはありますが、欲しがるたびに上げているとまたおっぱい工場が母乳を作るようになります
・お母さんの栄養が不十分でも母乳には必要な栄養が含まれます
安心してあげましょう
とはいえ、お母さんが食べ物や飲み物を優先的に確保して、少しでも体を休めてリラックスしましょう
・下痢の時こそ母乳です
子どものほうが体から水分が奪われやすいもの。
災害できれいな水や哺乳瓶が手に入らないと逆に下痢が増えてしまう場合があります
2.ミルクのみを使われている場合
母乳があげられない、または特殊ミルクが必要なお子さんがいます
その方にとってはミルク・時に特殊ミルクがライフラインになります
声を出して、お子さんにミルクやお湯が必要なことを伝えましょう
そして、周りの方も
なんとしてもミルクとお湯と紙コップを届けましょう
ミルクを使うためには80度のお湯、消毒したきれいな哺乳瓶が必要になりますが、災害避難中にそれを手に入れるのは難しくなってしまいます。
その状態で無理にミルクを使用することで
・水のまま溶いてあげることでお子さんの低体温や感染の原因となる
(粉ミルクの中にいるサカザキ菌感染の可能性)
・薄めてあげることで必要な栄養が取れない
・きちんと洗えないことで感染しやすくなる
・せっかくのミルクだからと2時間以上取っておくことでの菌の繁殖・下痢など
という状況になりかねません
粉ミルクだけあればいいのではなくて
ミルクを提供するときには水やお湯を沸かすためのガス、電気も必要になるのです。
もし哺乳瓶が消毒できなければ紙コップでも授乳出来ます。
【紙コップ授乳法・動画】
災害の時の粉ミルク育児①「コップで飲めます」
災害の時の粉ミルク育児 ②「4つのポイント」
赤ちゃんのいるおうちで災害対策として準備するときには
紙コップと粉ミルク、水とガスバーナー(ガスの替えも)あるといいかもしれません。
こちらも参考になるかもしれません
災害時の母乳育児相談ーよく聞かれるQ&A
【引用情報】
災害時の母と子の育児支援
https://sites.google.com/site/hisaihahatoko/
JALCの母乳育児情報:災害時の母乳育児支援
http://www.jalc-net.jp/hisai/hisai_support.html
基礎疾患を持つ赤ちゃんの非常時のミルク育児について
http://ameblo.jp/children-liver/
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