職場の上司から、なんの前触れもなく「これ読んでみて、いい話なんだよ。仕事の手が空いたときでいいよ」って手渡された。
「おとなの小論文教室」とかかれた何かの記事。
中身を抜粋します。
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『ある夫婦の感動するお話』
人をふるいたたせる言葉とはどんな言葉だろう。
限界にぶちあたっている人を、元気にしようとして、あれこれ言ったって
ちっともしみないどころか
かえって追い詰めてしまったり
不快にしたり。
そんなことがありがちだ。
だけど、ほんとうにめったにないことだけれど
一発で打ちひしがれた人の心に
息を吹き込むようなそんな言葉にでくわすことがある。
最近、ある夫婦から学んだことがある。
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“ブログ主より「あまりに話が長いので、一部抜粋しま~す」”
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奥様が、ある事情で近所の老夫婦の介護をすることになった。
看護師も経験したことのない人だから、割り切って付き合いもできない
そのうち老夫婦にあれこれとたよられるようになった。
でも、家族の看病のようにはいかない。
それでも優しい奥さんは忍耐強く頑張った。
パートの仕事もあるし、3人のこどももいる。
だれにも愚痴ひとついわず黙々と頑張った。
しだいに心身ともに追い詰められていった。
ある日ついに限界がきた。
そんな自分に失望し、自分を責めたにちがいない。
彼女は旦那さんに打ち明けた。
こんなとき、どんなふうに妻を元気づけたらいいんだろう。
普段から、つらい苦しいとよく言う妻ならいざ知らず
めったに口にしない妻がいうのだから相当おいつめられているはず。
こういうとき
「悪い夫」なら
妻の話をきかず、「自分だって会社でつらいんだ」
「だからおまえもがんばれ」と励ますふりして逃げるだろう。
「普通の夫」なら
じっくり、話を聞いて受け止める。
これだってなかなか難しいことだし、妻は癒されることもある。
「ああしてはどうか」なんてアドバイスもするだろう。
だけど、これではなんの進歩もない。
「いい夫」なら
この場合どうするのがいい夫なのだろう。
お金を払ってプロにきてもらうとか?
物理的には楽になるだろう。
だけど、彼女の心には消えない挫折感が残る。
彼女のご主人はこのうちのどれでもなかった。
「おばあさんのやりたいようにさせてあげようよ」
「僕がやるから」
彼女は耳を疑った。ご主人だって、遅くまで残業。休日だって仕事に出ることもある。
でも夫婦で力を合わせてできるかぎりのことはした。
彼も入院したことがあり、病気をしているとただでさえ周りに迷惑をかけているのはわかっている。
でも、好物のものがどうしても食べたくなるときがある。
人が鼻で笑うようなことが重大で、でも自力では叶えられなくて
だから「おばあさんの願いを叶えてあげようよ」と
彼女の心を打った。
愛するものを守るとはどういうことか。
「あなたが困っているから、かわいそうだから、だからやってあげる」
というのとはちがう。
絶望している人に同情せず、悲痛にならず
「ちょっと、その仕事おもしろそうじゃない」
「やってみたいな、私にやらせてもらいない?」
だれもが大変だということを、自ら進んで手をあげる。
そんなたった一言が、ことをかえるくらいのパワーがある。
言ったあとに責任とリスクが降りかかる。
だから勇気が要る言葉。
でもそれだけに、愛するものを守りたいとき
だれもがもう駄目だとあきらめかけたとき
闇と停滞を突き破る光のように周囲をふるいたたせる力がある。
「私がそれをやろう」
いつかそのときがきたら、いえる自分でありたい。
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仕事の息抜きにこんな記事読んでました。
誰でもできることじゃないと思うんだけど、守るべきものが現れたとき
それが、夫婦以外でも部下だったり大切な友人だったりすると勇気の鈴が鳴るのかもねっ![]()