2022年3月議会では2つの一般質問を行いました。2回に分けてまとめています![]()
1問目の一般質問についてはコチラ![]()
※やり取りは抜粋&要約しています。
榎本
担当部長等
市長または教育長 としてご覧ください。
≪一般質問テーマ②≫
働きながらも子育てしやすい学校環境を
現代は働く女性も増え、パートも含めて、共働き家庭が多くなっています。
家事・育児を行う働きざかりの世代は、家庭と同時に、社会をも担っているといっても過言ではありません。
コロナの感染拡大もあり、追い打ちをかけるように様々な負担がのしかかってきています。
少しでもそうした負担が、行政の支援や工夫によって減らせたり、余裕のできた時間で、より楽しく子育てや毎日の暮らしを送ることができれば、との思いで質問しました。
給食費の口座引落を
蓮田市小中学校では、給食費等を集める集金当番があり、保護者が学校に出向いて集金する学校が多くあります。保護者からは、「コロナで学校に出向くのは避けた方が良いのでは」「口座引落にしてほしい」との声が多く寄せられています。
現在の状況は。
学校の実情に応じて、学校長が決めた学校集金と口座振替の2通りの方法で、いずれも、学年費やPTA会費などと合わせて行っている。
小学校は学校集金が6校、口座振替が2校。中学校では学校集金が3校、口座振替が2校となっている。
学校集金の学校は、ほとんどが保護者の方々にご協力いただいている状況。感染症対策も含め、教職員のみで集金するなどの対応をしている学校もある。
口座振替による集金の学校は、保護者の方々に、学校指定口座からの振替手続きをしていただき、集金している。振替手数料は保護者の方にご負担いただいている。また、振替ができなかった児童、生徒分については、教職員の方々により、通知などでやり取りをして集金管理をしている。
学校集金、口座振替それぞれにおいて、徴収方法の工夫や改善に向け、各校の実情に合わせて取り組んでいただきたいと考えているが、今後、保護者・教職員の負担を可能な限り軽減するため、前向きな検討をお願いしたいと考えている。
伊奈町でもほぼ口座引落と聞いている。私が会社勤めをしていた頃は、子どもの通う小学校で、集金のために会社へ遅刻、あるいは有給を取得しており、口座振替の必要性を非常に感じていた。中学校になって口座振替になり、大変ありがたく感じた。メールで振替予定の通知が来るので、入金忘れも防げる取り組みだった。
ぜひ、前向きに進めていただけるよう重ねてお願いしたいが、いかがか。
集金方法については学校が決定するものではあるが、時代の流れ、要請もあるので、保護者から教員にいただいているご意見等も踏まえて、学校の方には伝えていきたい。
小学校と学童保育所との連携を
市内では南小だけ、学校敷地内に学童がないため、南学童とねがやど学童までの移動が必要となっており、入学直後の子を持つ親としては非常に不安なことの1つ。
以前、学童を利用する子の保護者から声をいただき、4月は入学式に加え、学童への送迎で1ヵ月に当番が3回くらいあり、しかも旗当番も始まり、働く保護者にとっては休みが取りにくく、厳しいとのことで、保育課にも以前相談させていただいた経緯がある。現状は。
小学校入学直後のお迎え体制については、学童保育所を利用しない児童については、PTAと連携し、入学から一定期間は下校時にお迎えや見守りのご協力をいただいている。
学童保育所を利用する児童については、集団で学童保育所へ移動することになっている。
また、学童保育所が学校から離れている学校では、学童指導員が4人体制で学校まで児童を迎えに行き、一緒に移動するとともに、年度当初は学校から学童保育所までの道順の確認のため、保護者にもその道順を確認していただいている。
別途、確認したところ、学童の年度当初の保護者による道順の確認は、「1回」で良いことになったそうです。
例えば急校時の連絡など、連絡体制は具体的にどのような連絡方法でやり取りが行われているか。
学校を欠席するときは、保護者から学校と学童保育所に欠席連絡をしていただくことになっている。学校の場合には毎朝のフォームズ、あるいは電話で欠席の連絡が入ると、学童の方はスマホのアプリあるいは電話で欠席の連絡が入る、という風に聞いている。
休校等の連絡については、学校からは連絡メール等で各家庭にお知らせをし、学童の方からも、学童のアプリ等で連絡等をしている、という風に聞いている。
メールやフォームズ、電話やアプリということで、色々な媒体を使って連絡することになる。学校と学童とは、せっかく同じ教育委員会での担当施設なので、連携できるようにすれば、保護者負担が軽減されるのではないか。
電話以外のものについては、学校と学童についてそれぞれのものが構築されているのが現状。学校と学童保育所の連絡体制の連携については、保護者の方、学校、学童それぞれの負担軽減ができるように、効率的な連絡体制づくりについて、今後、関係機関と連携し研究してまいりたい。
休校基準の開示と行動指針の明示を
コロナで休校になると何日間休みになるのか、子どもは濃厚接触者の接触の可能性があるのか、働く保護者にとっては切実な問題。
今まで一斉休校だったものが、学年休校に変わったときには、保護者からどういう基準なのかと問い合わせがあった。基準の開示や行動指針の明示を求める声が寄せられているが、現状は。
休校措置については、「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」で決定した指針にのっとり、感染状況を適切に把握した上で対応をしている。
休校等の基準については、感染状況に応じて随時見直しを進めており、現在は「第8報」で対応している。この基準についてはその都度、市内各小中学校長宛てに送付している。
基準を原則として対応しているが、実際の休校閉鎖期間については、該当者の最終登校日など、状況によって対応している。
行動指針については、放課後の習い事などの制限については各家庭によって行動範囲や内容が多岐にわたり、一律に定めることは困難であるため、各家庭の新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点を十分に踏まえた行動をお願いしている。
2022年3月30日現在においては、蓮田市の休校等の基準は「第9報」で対応とのこと。
現在の市教委の方針では、休校基準等の保護者への開示はされていないため、実際の休校対象範囲や期間等は、学校へご連絡いただくか、学校からのメール等でご確認ください。
市の休校基準を知らせることが保護者にとっての安心につながる。変化に応じて保護者へ伝えることはできないか。
基準はあるが、実際の日数等は、状況によって日数が異なる。また、基準は随時見直しており、その変更等による混乱を招いてしまうのではないかという恐れから、掲載等はしてこなかった。今後はホームページなどに開示していくことも検討している。
休校時の学校からのメール内容について。自分の子供が接触の可能性の有無が分からず、不安ばかりが大きくなるという声がある。個人情報の開示が問題だが、保護者にとって必要と思われる情報を送ることは、工夫次第で可能だと考える。
例えば、休校させる該当学年・学級に絞ってメールを送り、該当者の発症状況(発熱有無、検査結果など)、最終登校日、消毒のために調査した行動範囲に基づく濃厚接触の可能性有無、休校期間の根拠など、ポイントを絞って最低限の情報があれば、個人情報を開示することなく、生徒も保護者もある程度接触の可能性を想定でき、少なからず安心感が得られたり、自主的な行動抑制を促すことにもつながるのではないか。
市教育委員会では、感染者や濃厚接触者が特定されないように、今までも対応している。感染者や濃厚接触者に対し、社会の見方というのは変化はしてきてはいるが、未だに「誰なのか」というような見方があることも把握している。1人1人が感染防止、感染拡大防止の意識をもって行動することが重要であるという風に思ってきており、今後もそのような考え方で対応していきたいと思っている。
メールの内容等については、各校からのメールの内容は、随時市教育委員会も確認しており、今後も随時、確認はしていきながら対応したい。
少ない情報では、各家庭で行動判断が分かれて、家庭ごとの考え方の違いで、休校期間中でも、ある家は習い事に行かせたり、ある家は休ませたり、ということがお互いの不信感にもつながって、関係性が分断されることもある、という声もあった。
発信項目と表現の工夫については、引き続き個人情報を配慮した上で工夫をお願いしたい。
校内行事等 参観方法の工夫を
コロナで学校行事がほぼ中止になり、親も学校に行く機会が減り、子供の成長を感じられる機会が全くなく、思い出や記憶が抜け落ちてしまっているという声を聞く。色々な校内行事、学習活動等の参加について、現状は。
感染状況を踏まえ、学校の実情に応じて、保護者をはじめ学校関係者の参加を制限し、感染症対策を十分に講じた、教育活動や行事を実施することを指示している。
感染症対策を行いながら実施した学校行事については、学校ホームページや学校だより、学年だより、あるいは学級だよりによる紹介など、様々な方法で情報発信をしている。
より効果的な発信については、今後も研究してまいりたい。
セキュリティ面に十分配慮をして、保護者の合意を得た上で、例えば、youtubeの限定公開や、導入したTeamsの利用による配信対象者を限定したライブ配信、または動画配信などがされれば、制限により学校に行けない保護者や祖父母、不登校の生徒などにも見てもらうことができるのでは。
動画の配信については、個人情報への配慮、そしてデータ容量等の問題も生じてくる。検討する必要がある。
現在は、修学旅行時に撮影された写真の共有や購入も、今はネット上で、IDとパスワードを使ってログインし、行なわれています。仮にYouTubeの動画配信だとしても、限定公開にして限られた方へメールでURLを送れば済みます。
学校からのおたよりでは、白黒印刷のため、写真でもわかり辛いことが多い状況です。
もちろん保護者の方々への了承を得る必要はありますが、このコロナ禍において、より多くのご家庭で、子どもたちの頑張る姿を目にできる手段・方法が増やせれば、子どもたちのやる気にも、ご家族の思い出作りにも、大きな役割を果たせるのではないでしょうか。
コロナでも、校内で行われる様々な行事や活動を体感できるような、タブレットを活用した工夫やアイデアについては、子供たちや保護者からも色々な声を聞く。
例えば「コロナで中止になった保護者会などをTeamsを活用してクラスごとに行ってほしい」
であるとか、あとは「プリント類を手渡しではなくて、例えば学校のホームページにアップしてもらう」など。
タブレットを利用し、アンケートを実施して、市内の学校で共通して実施できるように共有してはいかがか。
学校によっては既にフォームスを利用してアンケートを行い、集計まで自動的にでき、そちらを活用している学校もある。保護者の方々からは、学校評価などでご意見等もいただいている。
また、学校行事等の参観方法については、内容にもよるが、多くの方々に見ていただくことで、その行事等に対する子どもたちのモチベーションが向上することもある。
学校行事は、子供たちがその学校行事の意義を理解し、計画や活動に主体的に取り組むことで、その目標を達成するものであり、目標達成することをまず第一に考えて学校の方では取り組んでいる。実施後は、振り返りを必ず行なって書くことも行っている。
各校とも教育課程に位置づけている学校行事の目標達成のために、それぞれ工夫、改善を図っている。
コロナ禍の中で日常生活や学校生活も大きく様変わりし、私たち子育て世代も戸惑うことが増えた。特に共働きともなると、毎日が怒涛のように過ぎていき、時間がないため、ちょっとしたことでも負担が軽減されたり、便利になるのは大変ありがたい。
こうした大きな変化の中で大切なことは、今まで以上にお互いの考えを伝え合って、相互理解を深めていくことではないかと思っている。
そうした意味で、学校側からは、発信力と受信力の向上というか、より分かりやすい表現や方法で、より緊密に、家庭との連携を深めて、声を拾っていただきたいと思っている。
市内の各学校において、家庭とのコミュニケーションを図る発信力と受信力を向上していただきたいと思っておりますが、教育長のご所見は。
確かに世の中こういう状況で、学校と保護者、あるいは保護者同士、子ども同士、このつながりが非常に希薄になってるのは事実。その部分を埋めるのをデジタルデバイスというのは非常に重要な要素の1つだと思っている。
ですので、それをうまく使って学校が対応していただきたい。それについては、校長会や教頭会を通じながら先生方に働きかけていきたいなという風に思っている。
ただ、新しいデジタルデバイスで、公務が減る部分もあるが、逆に負担が増えるということもあり、その辺のバランスの取り方を考えながら、対応してまいりたい。
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一面の菜の花畑/パルシー南側
