今日は新日本婦人の会の「秋の大行動」、

省庁交渉&国会議員要請行動に参加してきました。

私も初めての体験でドキドキです。

 

国会議事堂、青い空に映えてますねー!

なんだかちょっとした遺跡のように感じるのは私だけでしょうか。。。

こんな建物、日本中探してもあんまりありませんよねウインク

 

上の写真は、衆院第1議員会館です。

最初の省庁交渉の舞台はこちらです。

新しく建て直されたそうで、中はとてもきれいです。

 

入口には飛行場のように、金属探知機があり、

そのゲートで手荷物検査もしなければなりませんびっくり

警備員の方たちもたくさん。

むやみに写真も撮ってはいけないようです。

入館手続きを経て、通行証を発行していただき、

それを首にぶら下げて入館します。

 

私は“内閣府(防災担当)・国交省”への交渉に参加しました。

交渉内容は、今年特に多かった自然災害での被害をうけ、

「被災者の生活再建支援の抜本的強化」や、

「減災・防災の抜本的強化」についての各項目です。

 

事前に省庁の担当者へ要請項目をお渡ししてあり、

その答弁から始まりました。

ずらっとものものしい雰囲気の男性陣が7~8名並んで座り、

要請項目について1つ1つお答えいただきました。

 

国として、やるべきことはちゃんと行っているというようなお話でしたが。。。

国民からの声を聞く姿勢というよりは、なんだか弁解がましいようなてへぺろ

文句は言わせないぞー、ちゃんとやってるんだからむっというような

微妙な雰囲気も感じたりして。

 

もちろん、ちゃんとやってくださってるんだと思います。

でも全体的に、少し自治体の対応部分について

あまりに任せきりなのではないかな、という印象を受けました。

はい、この後は自治体による部分なので私たちはここまで、というような。

もちろん役割も決まっていることですし、わからなくはありませんが。。。

その自治体の対応が本当に適正に行われているのか、

自治体によってあまりにその対応差が生まれていないか、など

自治体からの報告をうのみにせず、

もう少し突っ込んでチェックしてほしいな、という気がしました。

また、本当に国民の気持ちに寄り添おうとする姿勢というのでしょうか、

それを言葉の端から感じたかった。

 

なぜなら。。。

この交渉には、実は大阪、岡山、広島から

地震・豪雨・台風による甚大な被害を受けた被災地から、

被災者の生の声を届けに来た方々の切実な訴えもあったからです。

 

家が一部損壊した方、補修に何百万もかかると言われ、

それでも全壊・半壊でないと補助金は1人10万円しか出ないという厳しい現実、

なかなか水が引かない中で、板を渡してその上で生活しなければならない現実、

そして自宅も建て直す目処が立たないまま、支援が打ち切られてしまう期限がきてしまう、

そんな想像を絶する状況の中で暮らしている方々を思うと、

1人1人の被災状況に応じて、今までの暮らしを取り戻せるまで長いスパンで

国・自治体が支援できるような法律でなければならないのに、

今の法律では、適用期間も短く、内容としても一時的な応急処置までしか

補償できないということでした。

 

憲法25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に

努めなければならない。」に照らしても、ここは法律の見直しをぜひ行っていただきたい!

そして、過去最大といわれる軍事費を増大させている場合ではなく、

それを復興支援に回してほしい!

そう強く思わずにはいられなかった省庁交渉でした。

 

そして、熱気も冷めやらぬ後、

国会議員要請にあわただしく駆けつけました。

 

事前にアポを取っていたにも関わらず、

いるからと言っていた秘書の方さえいてくださらず、

結果すっぽかされた某G党のT議員さんの塩対応に憤慨しつつ、

めげずに日本共産党 衆議院議員の塩川鉄也さんを訪問。

にこやかでしたーラブラブラブビックリマーク 塩は塩でも大違い(笑)

「学校施設のエアコン設置とブロック塀の撤去・改修をすすめる補正予算と

教育費の増額を求める要望書」を手渡し、懇談させていただきました。

 

エアコン設置にかかる予算については、来年の夏に間に合うよう、

秋の臨時国会で決められれば、とおっしゃっていただきました。

直前の省庁交渉で感じた思いも共有させていただき、

法律を見直していきたいという心強いお言葉もいただきました。

 

同席した新日本婦人の会のメンバーの皆さんも、

塩川議員の親身になったお話や対応にはとても感激していました。

 

私たち一般市民の声は

一つ一つは小さいけれど、

みんなが心から望むことであるならば

集まって声をあげればいつかきっと届いていくはず、と

勇気をもらえた1日でしたアップ


最後に、今回の大行動に際して

たくさんの下準備、当日の対応をしてくださった

新日本婦人の会各本部の皆さま、

本当にお疲れ様でした。

ありがとうございましたm(__)m