こんにちは!
うつ・メンタル不調、生きにくさを抱えている人は、全身かまたは身体のどこかの部位が非常に緊張しています。そのために脳内には無自覚にも「嫌悪するような顔表情イメージ」が映し出されているそうです。
これは以下の例をあげるとわかりやすいでしょう。
以下の2つの状況を想像してください。
暗い夜道で、いきなり知らない人とばったり顔を合わせてしまいました。
そのひとはどんな顔ですか。怖い顔ではないですか。少なくとも親しげな楽しそうな顔
ではないでしょう。
一方、暗い夜道ですが、愛する人や、親友とあったとしたどうですか。
優しい笑顔や、すくなくとも親しげな顔だと思います。
そこでこの感覚を利用して、メンタル不調の改善をする方法が紹介されていました。
(1)あなたは今、野外温泉に入っているとします。あなたが好きな時間帯の温泉です。朝日を浴び、または日中の太陽を浴び、または夕方の太陽を浴び、または夜の月や星の光を浴びて入っています。心地よい風が吹き、あなたが好きな香りが漂っています。体中がほぐれています。どんな気持ちがしますか?
凡例・「気持ちいいなあ」「ほぐれるなあ」「ほっとするなあ」「あったまるなあ」など。
(2)あなたが心地よい気分に浸っているとき、温泉の中の誰かがふっとあなたを見ました。その人はどんな表情であなたを見ていると感じますか?
凡例・「穏やかな顔」「ほほ笑んだ顔」「笑顔」「親しみを込めた顔」など。
(3)その顔表情イメージを紙に描いてみましょう。大ざっぱで構いません。
1)顔の輪郭は? 丸顔、卵型、細面、ホームベース型、など。
2)目の形は? 弧を描いている、たれ目、大きな目、小さい目、など。
3)口の形は? 大きい、小さい、口角が上がっている、口が開いている、など。
(4)(3)で描いた顔表情を見ているとどんな気持ちがしますか?
凡例・「安心する」「穏やかになる」「うれしくなる」「落ち着く」「元気が出る」など。
(4)がうまくいくと、扁桃体が少し鎮静化したことを意味します。あなたの心は少し穏やかになっています。扁桃体は「顔表情イメージ」に反応して、鎮静化するのです。もしうまくいっていない場合は、(1)からやりなおしてみてください。
以上ですが、
心がつかれたときに、好きな人、好きな芸能人の
「穏やかな顔」「ほほ笑んだ顔」「笑顔」「親しみを込めた顔」を想像すると
科学的にもきっと癒やしになると思います。
脳の部位では、扁桃体が沈静化するそうです。
あなたの心身が健康でありますように。
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