今日は阪神・淡路大震災記念日。
当時私は大阪の東寄り(奈良側)にある実家に住んでいた。
父は丁度その震源真上の神戸に会社を持っていて、時々会社に泊まるということもあったけど、この日は大阪に普通に帰宅していた。
午前5時頃、東寄りの大阪とは言ってもそれなりの揺れがあった。
震度5弱、とニュースでは言っていた。
現在私は神奈川で生活しているけれど、この40年生きてきた中では一番大きな地震だったと今でも思う。
それでさえ、棚からモノが落ちるということはほとんど無し。
納戸になっていた部屋でモノが落ち、押して入るドアが開かなくなって難儀したことぐらい。
でも、父の会社はもちろんそんな状態で収まるわけがなく…話によると、一応建物自体は残っていたが、部屋の端に置いてあった大きなブラウン管テレビが反対の端まで吹き飛んでいたような状態だったそうだ。
当時の父は、私を含め他の家族との折り合いがあまり良くなかったこともあり、その他の話はあまり詳しく聞いてはいない。
しかし震災で地震への備えが重要だということぐらいは、神戸に行っていない私でも分かる(つもり)。
折り合いが悪いなりにも念のため、父の寝室にあったタンスに、固定金具を付けることにした。
固定金具は鴨居と家具を木ねじで留めるタイプのかなり丈夫なもので、3つあったタンスに計9個、ネジで留めるためにキリで穴を開けながらの結構な作業になった。
でも、これで家具が倒れないならイイコトじゃないか。
そしてその状態でしばらく父は寝室を使っていたけれど…
しばらくすると、父は寝室にある家具全てを別の部屋に移すように決めた。
母なんかは、せっかく私が父のために固定金具をつけたのに!とか部屋が狭いわけでもないのに!とか寝室で着替えるのにタンスが別の部屋だと不便じゃないの!とか(←これは確かにそうだな)、文句ブーブー。
私もせっかく固定金具を付けたのに(´・ω・`)と思いつつも、まぁ仕方がないと思い家具を寝室から撤去。
そしてそれ以降、この件を気に留めることもなかった。
しかし…
今改めてこの日が来てこの時のことを思い出した時、父がタンスを嫌がった理由がやっと分かったような気がする(←遅いw)。
金具程度でなんとかなるもんではないと、父は現地で実感していたからだろう。
一番安全なのは何にも置かないことだから。