今回は、個人セッションを受けられているM.Fさんより、
セッション後のご感想を頂きましたので、
僕の返信を含めてご紹介させて頂きます。


> ヒロさん
>
> 先日は有難うございました。
> 遅くなりましたが感想を送ります。
>

どうもありがとうございます。


> いつものセッションでは、他の方々とは違い、
> 共鳴においてはなかなか大きな体験や変化は
> 感じられないのが実情です。
>
> 次回からはもっと「ある」という事に
> 注意をむけてみたいと思います。
>

そうですね。

あることに意識を向けていくことが一番大切です。

変化や体験は一時的なものですので、
それ自体が大切というわけではありません。
(自己理解のきっかけとしては重要と言えますね。)

在ることが全てを成り立たせている実在であり、
その実在に意識を向けていくことに真の価値があります。

その真の価値は、一時的なものではなく永遠です。

根底にある実在の生命(愛)に終わりはありません。


また、体験ということでお伝えさせて頂きますと、
在ることに気づいていること自体が体験です。

ゼロ意識共鳴とは、在る(真我、空)の共鳴であり、
在るために必要な変容(シフト)が起こります。

そして、在ることは当たり前の普通であり、
それが最も自然な状態であることと同時に、
在ること自体が神聖さそのものとも言えます。


今に在ることが全てであり、それが恩寵であり、
全てと共に存在していることはまさに奇跡です。

今に在ることの新鮮さと未知の中で見出す体験とは、
それそのものとしての直知的な体験に他なりません。

>
> しかし実生活においては、自我(思考)の渦に巻き込まれた時は、
> その時点で、全ての思考を止めて一旦、瞑想してみると、
> その後は、巻き込まれていた自我(思考)を
> 冷静に見ることが出来ました。
>

それはとても良い状態ですね。

自我(思考)の渦に巻き込まれたときこそ、
そのような習慣を持つことはとても有効です。

それを日常から継続していくことによって、
在る(真我)から冷静な視点で自我を眺められ、
直接的には巻き込まれにくくなっていきます。


> 全ての思考を止めると言う事は、
> いつも心に持っている願望:"成功したい、
> 悩みを無くしたい 悟って幸福になりたい"等の願望は、
> すなわち、自我(思考)そのものであり、
> そういった自我(思考)を全て止める事が、
> 真我を感じることが出来る近道なのかも知れないと
> 思う事が出来ました。
>

そうですね。

ノーマインド(無思考状態)であるとき、
自我(思考)がなくても残るものが真我です。

すべてがそれ(真我)で、それしかなかったことや、
本当の自分がそれそのものだったことに気づけます。

その状態(在り方)が真の幸福(愛)であり、
マインド(エゴ)を超えた本当の成功とも言えますね。

>
> 次回もよろしくお願い致します。
>
>                         
>   M.F


また次回もよろしくお願い致します。

どうもありがとうございました。

ヒロ