
今回は、個人セッションを受けられているY.Yさんより、
セッション後のご感想を頂きましたので、
僕の返信を含めてご紹介させて頂きます。
> ヒロ様
>
> こんにちは。前回のセッションの感想を送付します。
>
どうもありがとうございます。
> 前週は真我とマインドとの関係性が見えてきたのですが、
> 週後半くらいからまた、マインド側から捉えている
> という状態でした。
>
> 前回のセッションでは、ヒロさんから真我とマインドの
> 性質について質問があり、最初は答えられるか微妙でしたが、
> 話しているうちに徐々に、概念的に整理できてきて、
> 話した内容は、回りくどい説明でしたが、なんとか
> 説明できた感じで、自分の中でも腑に落とせた感じです。
>
Y.Yさんのお話しして頂いた内容は、
概念的なご理解としては素晴らしいですね。
お話ししながらも腑に落として頂けて何よりです。
> 自分の普段の認識の源をたどると、そこには、
> 善悪だとか感情とか、そのようなものは何もなく、
> ただ、穏やかな揺らぐことのないものであって、
> それが真我であると。
>
> で、マインドは、その認識を解釈する部分で、
> そこで善悪とか、反射的におきる感情も
> このマインドの部分に含まれるものであると。
>
> そして、そのマインド自体は否定するようなものではなく
> それは、自らを構成するものだから、当然、
> 尊重すべきものではあるけども、そこはマインドであって、
> 自分の一部分にすぎないもので、
> そこを超えた存在そのものが全てであると。
> いうような理解に至りました。
>
ご説明ありがとうございます。
真我の性質に関しましては、無限の側面があり、
概念的にこれが真我だと言えるものではありませんが、
「穏やかさ」「揺るぎなさ」「存在そのもの」「全て」
というのは、真我の大切な側面を表現されています。
マインドの性質に関しましては、「善悪の判断」
「感情的な表現」「マインド自らを構成するもの」
「自分の一部分」というのも間違いはありませんね。
その他にも、思考、イメージ(想像)、記憶、観念、
価値基準、判断(選択)などもマインドの働きになります。
概念化させるものは全てマインドになりますが、
真我そのものを概念化させることはできません。
> 最初の共鳴では、ただ、在るという状態に
> あれたように思います。
>
> 先週得られた感覚で、宇宙は自分から広がっている
> というような感覚も出てきました。
>
> また、共鳴のセッションが始まる前と比較すると、
> より全体性を意識できるようになった感じです。
>
いい感じですね。
Y.Yさんにとっての在るという状態の一つに、
全体性を意識している状態が言えるのだと思います。
真我は全てを観照している全体意識ですので、
その意識状態、視点、在り方は大切になります。
> アイコンタクトでは、色々イメージがでてきましたが、
> 今までだと、マインドと真我を行ったり来たりしてました
> というような感想を言ったと思うのですが、今回は、
> 真我のなかで生じてきているマインドであるという
> ような認識でいられました。
>
その視点であれば、真我(純粋意識、気づき)から、
マインドが起こってきているのが分かると思います。
マインドは、真我がなければ生じえません。
> ハートの共鳴では、今に寛げている感じが
> 一番しっくりくる感じでした。
>
> 先ほどまでは、マインドからのこわばりというか、
> そいうものがありましたが、力が抜けて
> リラックスした状態にありました。
>
とても良い状態ですね。
> ニュートラルの共鳴では、ちょっと眠りに落ちそうでしたが、
> 広がりを意識しながら、ただ、在るという感じでした。
>
> 思考やイメージも出てきますが、それに捕られることなく、
> 全ての始まりと終わりが混在しているような感じでした。
>
始まりと終わりは、常に同時にあります。
始まった瞬間に終わりでもあるので、
始まりと終わりがないとも言えますね。
全ての創造が起こる原初の意識状態でもあります。
そこには時間という概念もありません。
(時間という概念もマインドの中です。)
この毎瞬毎瞬は常に更新され、全てが新鮮です。
今とは、これまでに一度もないものですので、
いつも新しい自分(全て)を観察し続けています。
> 最後の瞑想では、全体性を意識しながら
> マインドの動きを眺めてみたのですが、
> 今までだと、真我の状態を忘れて
> マインドの方にどっぷりつかりながら見ていたのが、
> 全体性を保ちながらもそこで働くマインドである
> というような捉え方ができてました。
>
全体性の視点から、再認識を繰り返すことは大切ですね。
> それでは本日もどうぞよろしくお願いします。
>
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
どうもありがとうございました。
ヒロ