今回は、この今という瞬間について、
自由に書いていきたいと思います。


日常からマインドに巻き込まれてしまった場合、
途中で度々気づくこと、意識を向けることが大切だと、
セッション時にもよくお話しさせて頂くことがありますが、
その大切なことを改めてお伝えします。


僕たちは、何をしていようと、どこにいようと、
どんな不安や悩みを抱えていようと、
どんな感情が起こってこようと、
過去や未来のイメージの中にいようと、
これまで、今という枠から外れたことはありません。


それはこれまでも、これからも、ずっとそうですね。


この今という瞬間瞬間に気づいている意識は、
マインドや出来事には直接影響を受けることはなく、
いつも変わらず不動のまま気づき続けています。


そして、どんなマインドや出来事が起こってきても、
気づきそのものは、起こるがままを許容しています。


その気づいている意識は、いつも今にしかありません。


マインドの中で自分だと思い込んでいる自分とは、
マインド(頭)の中の過去の記憶でしかありません。


頭の中で作り上げている想像上(イメージ)の自分です。


本当の自分とは、今にしか存在していない
気づいている意識そのものである自分です。


過去も未来もない、この今という瞬間に存在する、
毎瞬新鮮な気づきそのものである自分ということですね。


その気づいている意識は、何者でもありません。

何かと同一化できるものは何もないということです。


しかし、気づいている意識の中に全てがありますので、
何者でもないと同時に、全てでである存在と言えます。


マインドの中で考えている自分ではなく、
今この瞬間にあるもの全てが本当のあなたです。


今この瞬間に存在することの豊かさに気づくことは、
とても大切なことですね。


全ての行為、できれば思考活動もストップさせて、
心を落ち着かせながら、たった今、
在るがままに気づいている自分自身に、
そっと意識を向けてみてください。




どうもありがとうございました。

ヒロ