認識の力・信頼の力
人間関係において、相手に与えるという意識が
良い影響や結果をもたらすことは説明する必要ないですね。
ビジネスも基本は与えること?
日本では、お客様は神様という価値観が広く行き渡っているせいか、
自分がお客の立場になるとえらくなったような気分になって
『それが客に向かって言う言葉か!』
『おれは客だぞ!』
なんて言っている人を見かけたりもします。
しかし、私達が何か物やサービスを買うときというのは、
その物やサービスが代金以上の価値があると思うから買う。
そうしたサービスを提供したり、物を売ってくれたりする人がいなければ
生活が不便になったりするわけですから、本当は売ってくれる人に感謝
しても何もおかしなことはないわけ。
また、売る方も、買ってくれる人がいて生活が成り立つわけなので、
どちらかが上とかではなく、基本的にはイーブン(同じ)な立場で、
お互いに感謝というのが一番美しいかなと思います。
ビジネスというのも基本は与えるということであり、
ビジネスで成功している人は、より多くの価値を提供したり、
同じ価値をより安く提供したりして、より多くの人の悩みを解決したり、
生活を便利にしたり、快適にしたり、楽しくしたりして、より多くを与え、
多くの人の役に立っているから成功している。
ビジネスでも人間関係でも『秘訣は与えること』
しかし、『与えることである』というと
『与えられるものがありません』
という人がいます。
『人を助けたくてもお金もないし、学歴や教養もないし、
頭が良いわけでもないし、特技があるわけでもありません』
と言ったりします。
確かに、そうしたものがあれば、より多くを人に与えたり、
困っている人を助けたりできるでしょう。
しかし、そうしたものがなければ何も与えることができない、
人を助ける事ができないというのは本当でしょうか?
周りにお金に困っていて、ぎりぎりで生活している友人がいるから助けてあげたいけど、
自分にはお金が無いから助けることができないと思っているかもしれない。
でも、与えることができるものというのは、お金だけではありません。
ぎりぎりの生活の中で頑張っていれば、
『いつもがんばってるね』
と、その頑張りを認識してあげ、声をかけてあげることができます。
また、
『きっと頑張りはいつか報われますよ。信じてます。』
『絶対に大丈夫。あなたならできる』
とその人の可能性を認識し、信頼してあげること。
そして、努力した成果を自分のことのように喜び、相手を褒める事。
相手の人がどんなにつらく厳しい時でも、いつも側にいてあげること、
または、そばにいてくれるという信頼。
そうしたものを与えられるのではないでしょうか?
そして、認識、信頼、そばにいてくれるという事が、どれくらい支えになるか。
過去に厳しい時期を過ごした経験やつらい経験を持っていればわかるはず。
周りの人から
『無理だ』
『だめなやつだ』と言われ、
自分の可能性や才能に疑問を持ち、自分さえも自分を信頼できなくなりそうな時に、
たったひとりでも
『お前ならできる。絶対にできる。可能性が眠っている。』
と、励まし、そして、絶対の信頼を与えてくれる人がいたら、
どんなに支えになるでしょうか?
偉大な経営者やリーダーが持っている才能が、
認識の力、信頼の力だったりします。