目標を紙に書くと…。
成功に関する本を読むと、
『目標は紙に書きなさい』
なんて事が良く書いてあります。
また、結果を出している人、成功している人は、
目標をきちんと持っているし、紙に書き出したりしています。
実際、アメリカの大学でMBAを卒業した人に対して
追跡調査をしたところ、目標をきちんと明確にし紙に書いている
人と、そうでない人とでは、平均年収に何倍もの大きな開きが
あったそうです。
同じ大学でMBAを取っているわけですから、
そんなに頭の良さや知識は変わらないはずです。
だとしたら、やはり、目標を紙に書くということが結果に大きな
違いをもたらすということになります。
なぜ、目標を紙に書き出すという、
たったそれだけの行為が
これほど大きな違いを生みだすのでしょうか?
それは、人間の脳の仕組みと大きな関係があります。
人間の脳はとても高性能なのですが、それでも、五感を通して
入ってくる情報全てを処理するだけの能力はありません。
ある程度入ってくる情報に制限をかけることになります。
たとえば、通勤や通学で良く通る道。
その道にある看板や電柱に何が書いてあるか、
どれくらい覚えていますか?
ほとんどの人は、よほど自分の関心のある広告でも
貼ってない限り覚えていないでしょう。
もしかしたら電柱なんてあったかどうかすら
覚えてないかもしれません。
でも、その情報は確実に視界には入っているはずです。
しかし、意識していないから入ってこない。
存在にすら気づかない。
今、特に周りの音や、
自分が座っている椅子の感触、立っているとしたら、
足が靴に触れて体重を支えている感覚など
意識していないかもしれません。
でも、いわれて意識し出すと、
これまで全く感じていなかった感覚を感じたり、
気付かなかった物音が聞こえてきだすかもしれません。
それと同じことが、目標設定でも起こるわけです。
たとえば、100万円を手に入れたいと
思っているとしましょう。
100万円が手に入るチャンスや、100万円を手に入れるヒント、
情報は世の中に溢れていたとしても、
一瞬だけ
『100万円欲しいなあ~』
と思っただけで、そのあと忘れてしまったら。
そのチャンスや情報に
気づくことがなくなってしまうわけです。
でも、目標を紙に書き、繰り返し、
その目標を見て本当に心の底からその目標を
達成したいと思うようになっていたら。
そうした情報やチャンスが見えるようになるのです。
つまり、チャンスはすべての人に平等にあるけど、
それに気づけるかどうかは、きちんと目標を設定しているか、
どれだけ強くその目標を達成したいと思っているかに
かかっているということです。
また、情報をキャッチするという面から言うと、
目標はより具体的で明確な方がいいです。
検索エンジンを考えてみてください。
たとえば、以下のようなキーワードで検索したとき
『お金』
『ビジネスでお金を稼ぐ』
『投資でお金持ちになる』
『100万円稼ぐ』
『1億稼ぐ』
表示される情報は同じでしょうか?
おそらく一部同じものはあっても大きく違うはずです。
脳が情報を検索するときも同じです。
達成したい目標はできるだけ
明確にする必要があります。
ただ、あまりにも手段とかにこだわると、
検索ヒット件数が0件なんてことになりかねないので、
手段よりは結果に集中する事が重要です。
格好つけた目標などではなく、
本当に心の底から欲しいと思える願望の方がいいです。
お金そのものよりは、お金を使うことで手に入れたい物とか、
サービスとか、状態とか、生活とか、ライフスタイルとかです。
本当に心の底から実現したいと思えるもの、状態。
それを目標として作り上げ、紙に書いて、紙を見なくても、
人に目標を聞かれたらすぐに答えられるくらいまで自分の中に
入ったら、あとは自動操縦です。