美人のもと | 馬場と私の10の約束。

美人のもと

面白い比喩表現があるので、紹介しますビックリマーク


美人は整理整頓がうまい。

まず部屋がきれいだ。

それは単に清潔感があるだけではなく、

モノがきちんと整理され並んでいる状態である。


そして、むしろ見えない部分もきちんと

整理が得意だ。

箪笥の中、

押入れの中、

引き出しの中、

バッグの中。

 

そのためだろうか、美人の持つ鞄は変形している

ことが少ない。中にいるモノたちが気持ちよく

並んでいるのが想像できる。

 

高いブランド品なのに、妙に変形しているバッグを

見かけたことはないだろうか。

そして、そういうバッグの持ち主を確認すると、

やはりその容姿が変形していることが多い。

 

そして、変形さんはいつもモノを捜している。

家の中をイライラしながら歩き回る。

家の鍵、

印鑑、

借りた本、

お気に入りの服、

なくしているはずがないのに見つからない。

 

毎日のようにバッグの中をかき回す。

財布がない、

カードがない、

薬がない……。

変形したバッグがさらに変形する。

表情も変形し、その時間が多いと定着していく。

「美人のもと」が減っていく。

 

結果として待ち合わせに遅れたり、

あわてて走って転んだりする。

捜索さんはいいことなしだ。

 

そもそも整理が下手なので、

何がどこにあるのかがわからなくなる。

 

美人はものをなくしにくい。捜し物をすることも少なく、

捜したとしてもすぐ見つかる。その差は何か。

それはモノに定位置をつくる意識だ。

 

何かを買ってきて家に置く時、

どこに置くかをしっかり決める。

ただ置くのではなく、何らかの意味を持たせ、そして置く。

そもそも買物をする段階でそのモノの定位置を想像している。

なんとなく箪笥の中ということではなく、

具体的にどこなのか、何番目なのか。

そうすることによって、そのものを定位置に戻す習慣ができる。

モノを使いっぱなしにはしない。

そして部屋にモノが散乱することがない。

 

バッグの中もそうだ。なんとなく入れるのではなく、

どう並べて入れるのかを決めておく。

バッグに戻す時はいつもの場所だ。

変形知らずで、捜索も少ない。

 

モノを捜している時、それは「美人のもと」が減っている時間だ。

定位置をつくることだけでその時間は劇的に減る。