変わり種名刺
名刺交換は、日本の商習慣で欠かせない
初対面の儀式。
日本では江戸時代に始まったとされ、
今では世界で最も名刺を使う国になった。
ただし、それほどメジャーなビジネスツールなのに、
形やデザインはどの名刺も代わり映えがしないのが現状。
単なる儀式の小道具と化し、せいぜい面談中に相手の
位置関係に合わせて机上に置き、
名前を確認する程度の役割しか果たせていない。
誰しもが、訪問先で名刺交換を必ずする。
いわば、誰にでも平等に与えられた最初のビジネスチャンス。
その機会を最大限に活用するための
「変わり種名刺」が今、巷で評判になっている。
「漫画名刺」。
ウェブコンテンツ制作を得意とする
面白法人カヤックが提供する「漫画名刺」の
制作サービスがある。
漫画名刺とは、文字通り名刺を漫画風にアレンジしたもの。
発注者の写真や要望をもとに、カヤックのデザイナーが劇画風、
コミック風、少女漫画風などに本人の似顔絵を描き、
それをそのまま名刺のデザインとして使うサービスだ。
訪問先でのインパクトは絶大。名刺をきっかけに最初から話が弾む。
アイスブレイクに打ってつけの漫画名刺。
「すごい名刺」。
開くと自分や会社のPR情報がギッシリ!
また、デザイン会社のアライブでは、
「すごい名刺」の制作サービスを展開する。
すごい名刺とは、三つ折りになっているリーフレットタイプの名刺。
開くと合計6面に、自分自身や会社のPR情報がぎっしりと書き込まれている。
すごい名刺を使うと話をスムーズに運べるため、
ビジネスの成約率が高くなる。
一方、名刺に動画を取り入れるサービスも登場している。
「動画名刺」
サイト上に掲載した名刺のデザイン中で、
Flashアニメの本人映像とプレゼンテーションが連動し、
ビジネスの内容などを30秒程度の動画で紹介できるというもの。
パソコンからだけでなく、ちょうど名刺と同じようなサイズの
iPhoneの画面で見てもらうことも効果的という。
「アナログの代表格」というイメージが強かった名刺だが、
実は時代に合わせて確実に進化している。