カールじいさんの空飛ぶ家!
3D版のカールじいさんと空飛ぶ家見てきましたよー![]()
ディズニー以外で3Dは初めてでしたけど、リアルでいいですねー![]()
映画の内容も笑いあり、感動あり、涙ありの親しみやすく心に残る美しい物語でした![]()
[以下内容] ※映画見たい方は決して読まないで下さいね![]()
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カールじいさんは元風船売り。最愛の妻エリーの死後、彼は孤独に暮らしていたが、街の開発計画によって
周囲に高層ビルが建造されていく中、エリーとの思い出の家を守る為に立ち退きの要請を頑固に拒み続けて
いた。ところがとあるきっかけで事故が起こり、立ち退かざるをえなくなってしまう。
そして立ち退きの前夜、カールは妻の遺した冒険ブックを眺めながら決心し、妻と必ず一緒に行こうと
約束した南アメリカは秘境パラダイスフォール(楽園の滝)に旅立つ。風船を沢山つけた家で。
しかし、カールじいさんはその家が空高く舞い上がった時に気付く、同乗者がいる事を。
それは小太りの少年ラッセル。後戻りは出来ない彼らは共に冒険を続ける。
この物語はまずはじめの10分が非常に印象的だ。カールじいさんの少年時代が描かれ、
冒険家チャールズ・ムンツに憧れる消極的で風船好きな男の子が強引で冒険好きな女の子とある
空家で運命的な出会を果たす。その女の子こそが後にカールの妻となるエリーだ。
そして彼らはその時に南アメリカにあるパラダイスフォールに行く事を誓い合う。
結婚後、彼らにはある悲劇が降り掛かる。エリーは子供が産めない体である事が判明してしまう。
それでも夢を叶えるために歩幅を合わせながら仲睦まじく生きる彼らの姿はとてつもなくエモーショナルだ。
私もこんな家庭を築きたいと感じさせる。そして年を重ねるに連れ、元気だったエリーはどんどん
弱ってしまい、前まではエリーがカールをひっぱっていたが、その立場が逆になり、
ついにはエリーは亡くなってしまう。
そして現代、カールじいさんの住む地域は新しいビルがどんどん作られている最中で、
彼の昔からの家だけがそこにぽつんとある状態。そんな時に頑固な彼は建設業者とトラブルを起こした
ことで警察沙汰になり、老人ホーム行きがやむを得ない状態に。このちょっと険しい顔をしている
そして老人ホーム行き当日、カールじいさんは風船と共に空へ飛ぶ。
運が良かったのか悪かったのか、カールじいさんの家に同乗する小太りな少年ラッセルは運動は
得意ではなさそうだが、カールじいさんの冒険には興味津々で彼の助手となり活躍する。
ただ彼の家庭にはちょっとした事情があり、カールじいさんはそんな孤独な少年と祖父と孫にも似た
不思議な関係を築いてゆく。
空飛ぶ家がベネズエラに到着し、カールじいさんとラッセルは、ジャングルの中で誰も見た事のない
幻の鳥や、不思議な首輪を付けた犬達に遭遇する。
キャラクターの個性も面白く、小ネタ満載で笑いを取り、エンターテイメント性も十分だ。
旅の途中、彼に壁にぶつかる瞬間が訪れる。冒険の先には行き止りしかない事を悟り、失意と虚無感に
駆られる彼はエリーの残したノートを読み返しながら、ずっと前に彼女が言っていたある事に初めて気付く。
古い荷物(思い出)を捨て、彼は新たな冒険への一歩を踏み出すカールじいさん。
ここから物語も新たな展開を迎える。
カールじいさんの人生再出発の物語で、生きていく中で、時にわたしたちは生きる目的を失った様に
感じる事があるだろう。それからは暗いトンネルを手探りで進む様な日々。しかし、何らかの形で再び
生きる目的を見つけた時、わたしたちはまた生きる力を得る事が出来るのだ。
カールじいさんにはパラダイスフォールへの冒険の中で、時には鬱陶しくも思えるが、
ラッセルという素敵な少年と貴重な時間を過ごす。そして彼が掛け替えのない存在になってゆく。
観客をどう楽しませるかを意識した娯楽大作映画である事には間違いない。
また、人生再出発、空を飛ぶ、冒険といった夢を考えたり、夢を叶える事の大事さを教えてくれる。