今日は午前中、新任のTさんと二人で、引継ぎのための訪問をしてきました。
平日、私達と同様、休み無く働いて、自宅に帰ると親の介護をしている方のお宅訪問です。
私は、平日は介護保険や福祉のサービスを使って介護を受けるという、「働きながら介護をする」というスタイルを勧めています。
ときどき、「親の介護をするために、仕事を辞めました」とか、「親の介護があるから働けません」という方がいらっしゃいます。
ただ聞くだけだと、「親孝行な人だな」「自分を犠牲にして素晴らしい」と思うかも知れません。
でも、私はこの考え方に反対なんです。
なぜならば、「親御さんの介護が必要で無くなった時、どうするんですか」と思うからです。
介護は、長期戦です。
介護が終わった時、自分はいったいいくつになっているか分かりません。
社会とのつながりを自ら断ち切って、孤立して。
もちろん、私達介護や福祉の人間や民生委員さんとのつながりはあるでしょう。
でも、「親を中心とした人間関係」が無くなった時、あなたの人生は、どうなりますか。
介護が全てで燃え尽きてしまった所から、再び一から生活をスタートさせられるでしょうか。
これまでヘルパーとして、ケアマネジャーとして、在宅福祉に10年関わらせていただいている中で、結局社会復帰出来ずに、生活に困る状況に陥った方を見てきました。
だから、介護をしている最中から「パートでもアルバイトでも良いので、働きに出てください」と声をかけさせていただいています。
勤務中は、私達に任せてください。
人にゆだねる事も覚悟が必要になりますが、思い切って踏み出してください。
定期訪問も、お休みの日に自宅へ伺い、ご相談もお受けします
。
自分の人生も、大切にしてくださいね。