うちのケアマネさんは、個性豊か。


テキパキと事務処理をこなし、冷静に的確に動く人。


要領よくしようと頑張っているものの、天然で抜けている、心優しい人。


利用者さんの事となると、取るものも持たずに情熱で走っていく人。


そんな中で、上司が手を焼いているケアマネさんがいます。


自分の世界に入り込んで仕事をしていて、上司などが業務上の申し送りをしても聞いておらず、後から「私はそんな事、聞いていません」と主張してくるOさん。


2年ほど、上司が色々注意し続けても言うことを聞かなかったので、最近はちょっとおかしな行動や発言をしただけで、上司が激怒メラメラしてしまう始末。


他のケアマネさん達も「Oさん、また上司を怒らせてるよ。どうしようもないねぇ汗」とあきらめムード。


私は、Oさんと今年の4月、事務所が合併されてから一緒に働くようになりました。


噂には聞いていたので、しばらく日ごろの働いている姿を観察していました。


すると、彼女なりにキチンと考えて動いているのだという事が見えてきました。


ただ、それがマイペースすぎる事と、自分に話しかけられているという事に気付いていないのだという事も良く分かりました。


雑談の中から大事な話になると、自分の仕事をしていても場の雰囲気で気が付ける人が大半でしょうが、Oさんにはそれが出来ない。


大事な話を申し送っていても、パソコンでプラン作成などをしていたり汗。普通に見てると、「おいおいガーン」って感じです。




でも、利用者さんの事はとっても深く考察しているのです。


担当の利用者さんと同じ病を抱える人の手記を読み、どういう心理状態になるのかを学んでいたり。


事務所の中の連携という部分で、歯車がかみ合っていないだけだったのです。



そこで私は関わり方に少し工夫してみることにしました。


少しでもOさんが困っているような様子がある時には声をかけて、ちょっと話してくれる事をじっくり聴く事にしました。


で、それと同時に、大事な申し送りを聞いていないなぁと思ったら、その場で名前を呼び、「今、大事な話をしている所ですよ」と注意を向けてもらうように声をかけるようにしました。


そして、どんなに小さな事でも「ありがとうございますニコニコを伝える(私が不在の時、電話連絡を代りに聞いておいてくださった。など)。




これをいつも続けていると、Oさんから自分の気持ちなどを率直に話してくださるようになりました。



そして、いつも上司に事前に了承を得ずに事後報告で仕事をし、逆鱗に触れていた態度が変わり、大切なことは事前に相談、報告をしてくださるようになりました。


自ら事業所にとってプラスになるのではないかと思われる意見は言ってくださるようにもなり、他のケアマネが大量の事務処理などをしないといけない時には自分から「私に出来ることはあるはてなマーク手伝おうかはてなマーク」と声をかけておられます。


上司とOさんの関係も改善されてきました。


私は、キチンと話をすれば、たいていの事は解決できると思っています。


こちらの意図をわかっていただくには、まず、相手の話にじっくり耳を傾ける事が大切です。否定や反論は絶対ダメ。


「この人と話をしても、自分が傷つけられる事はない。敵じゃない」という事が伝われば、後は自然と話してくれるようになり、更にこちらの意図を分かろうとしてくださるようになりますニコニコ



皆さんの個性を活かしつつ、ケアマネとしての力を十分に発揮していただきたいと思っています。