怪我や病気で入院しているが、来週くらいには退院と言われた。
自宅へ帰ったら、介護保険を使って、サービスを利用してみよう。
そういう新規依頼の連絡が多くなりました。
特に最近は急性期の病院が多く、病状が安定する3ヶ月を目安に退院の案内があります。
そこではじめて「これからどーしたらいいのっ
」というコトになり、慌ててしまう方がとっても多いです。
もちろんその時点からでも、ケアマネジャーにご相談いただき、事情を伺い、介護保険の認定申請をし、介護度が出るだろうという見込みでサービスを導入することは可能です(市役所に介護認定の申請をした日に遡って適用されるため)。
でも、これはあまりしたくない方法なのです
。
なぜなら、
もし、万が一、介護度が出ずに「自立」と判定された場合、介護保険は使えないというコトになり、10割全てを自己負担していただかないといけなくなるからです。
そうならず、落ち着いて在宅へ帰って来るために入院中にしておくと後が安心な段取りがあります。
① 病状が安定した時点で、介護保険の認定申請をする。
② 主治医の先生と家族がきちんとコミュニケーションを日ごろから取っておき、いつごろ退院になりそうか、病気の経過などをきちんと把握しておく。
③ 地域医療連携室の存在を確認し、あるならそこの相談員さんに挨拶しておく。
介護保険の認定は、病状や体調が安定した状態で受けることになっています。
正確な判定が出来ないためです。
手術した直後や、救急搬送されて間もなく、まだ集中して治療が必要な状態の時には調査できないので要注意です。重点的な治療が必要な時期は治療に専念してください。
主治医の先生と家族がなかなか合う機会が無いのも現実です(ご家族の勤務状況などもありますよね)。そういう時に頼りになるのが「病棟の看護師さん」と「地域医療連携室の相談員さん」です
。
看護師さんは患者さんの毎日の状況を一番よく分かってくださっている存在。「この感じだと、そろそろ退院って先生から話が出るかもよ」なんていう話を聞けたりします。
地域医療連携室の相談員さんは、その名の通り、入院している病院と地域をつなぐ調整を専門とする相談員さんです。介護保険申請の段取りや、退院後のケアマネジャー選定などの相談にも応じてくれます。高額医療費などの治療費についての相談も受け付けてくれますので、是非とも入院している病院に連携室があるかどうかは確認しておいてください
。
認定申請の見極めを、看護師さんや相談員さんと相談しながら申請し、介護度の認定結果が出て、自宅での生活へのつなぎをする。
これをしていると、かなりスムーズに在宅へ帰ってくるコトが出来ます。
ちょっとしたコツと言って良いでしょうか
。
よろしければ、ご参考になさってください。