田植えの頃初夏の候、最もさわやかな五月(さつき)がスキップされ、いきなり夏の気配が近づいたようだ。 先週末、今週と東北地方でも随分と田植えが進んだ。 変わることなく続く農家の営み、その脇を今日もまた列車が走り抜けてゆく。 日本の四季、生活によりそう鉄道がある。 毎日走っているダイヤに合わせて人々が利用し、季節の カレンダー、生活の時計として無意識の中に息づいている。 それが鉄道の意義であり、魅力なのだと改めて思う。