宿題を忘れました、で叱られるのは当然だが、頻繁に忘れる人は、「忘れた」のではない。サボっているのだ。

まず、宿題をやる時間に関して。

しっかりしてそうな生徒でも、塾の当日あるいは前日に宿題をしたという子が多い。これを改めてほしい。

宿題は、出された翌日に着手すること。

大抵、長くてもせいぜい30分から1時間くらいだろうから、着手したその日に終わるはずだ。終わらなければその翌日に終わらせる。

「でも、次の日の学校の宿題が・・・」と思う人がいるだろう。

よく考えてもらいたい。

では何故、締切直前にやる時間があるのだろう、と。

結局その人は、自分に与えられた課題を、すべて後回しにした結果、後手後手になっているに過ぎない。

宿題を早くやろうが後回しにしようが、総量は変わらない。

むしろ、記憶の残っているうちに片付けた方が、かかる時間は少ない。

「今日は塾だから宿題やらないと」と思ってる人は、すぐに改めてやり方を変えてほしい。変えるのには、長くて1週間かかる。少ししんどい思いをするかもしれない。

だが一度変えれば、効率が良くなる。つまり、ラクになるのだ。

塾の宿題には、間違えた問題の解き直しも含まれる。これも同じ。翌日に行う。学校の自学ノートにやる。(続く)

やまざき