英語の先生といえど、いや、英語の先生だからこそ、辞書は活用します。

最近は、ネットで調べちゃいますね。ラクなんで。情報量も多いし。ただし、中高生は辞書を使ってください。ネットには嘘も多いので、ある程度の知識がないと危険です。

先ほど、「たどり着けない」を調べてみました。

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うそつけ!なんだタドリツケノットって。

まあ、「たどり着く」で調べるべきだったけど。(※ちなみに面白かったのでネタとしてgoogleの翻訳の画像を貼りましたが、これは本当に単語レベルの適当なもので、普段は一切当てにしません。普段ネットで適当に調べる場合はweblio当たりを使います。)

ちなみに、調べると、strruggleや、あるいはふつうに「着く」の意のgetやreachにat lastやfinallyをつけたものが出てきます。つまり、「なんとかしてようやく、着く」感を出すわけです。そうやって調べてるうちに、今度はふだん何となく使ってる日本語の「たどり着く」の持っている深みが見えてきます。そこまで考えると、「たどり着けない」というときに、単純に上の英語を否定形にすればいいわけではないということが分かります。

高3の英作文では、型にはまった構文などの知識を問うパターンと、柔軟な解釈を要求されるパターンの2つを解説します。後者のパターンで有名なのは、たとえば

「猫の手も借りたい」

です。多くの受験生が、borrowとか、cat handという言葉を連想しますが、答えは

I'm so busy.

です。

深いねえ(∩´∀`∩)

私も受験生のとき苦労しましたが、英語ってキリがない。タドリツケノット。でもそう感じてる人って、勉強の本質に気づき始めてるんだと思います。

ただし、受験英語にはキリがあります。求められている知識には一定の基準があります。最後まであきらめずに、今まで勉強したことを繰り返し練習して、100%に近づけましょう。あきらめずにコツコツやれば、自分のゴールにたどり着けるよ。

山崎