ノビシアには、草木が3鉢ある。
そのひとつが、オープンスペースの真ん中に置かれている。
塾にはあまりない発想だと思う。仕切りを作ろうとすると、ついつい壁が多くなる。壁が多いと居心地が窮屈になるし、チーフアドバイザーがすべてをチェックするというノビシアの指導スタイルにあわない。
だからこの木は、ただのオブジェ以上の役割を果たしているといえよう。
さて、その木が、ピンチだ。気付いたら、葉がカサカサ。水不足だ。根腐れを恐れて少しずつ水をあげていたんだが、足りなかったようだ・・・。
金曜日にあわてて水をたらふくやる。もちろん他の草木にも。ついでに少し外の風にあてる。何となく。
土日が休みだったので、日照不足を避けるため、陽のあたる玄関側に置いておこう。水をたくさんあげたから、何となく葉がつやつやしてきた気がするよ。きっと週明け戻ってきたときに、なにごともなかったかのようにサラサラの葉で出迎えてくれるのだろう。
ノビシアの開校にあわせて買った。シンプルモダンの教室デザインが少し無機質かもしれないからという理由だが、今冷静になって振り返れば、自分の不安な気持ちを紛らわせたいという理由もあったのかもしれない。どちらにせよ、癒しの存在であったことにはかわりない。何とか、復活してほしい。
さて、月曜日。
バジル?青のり?
カッサカサの葉が、落ちてる!
掃除しようと鉢をずらしたら、かろうじてしがみついていた葉っぱたちが、無惨に落ち、枝以外何も残ってないじゃない!
メカニズム的にね、葉を落とすことによって水分の無駄な蒸散を防ぐんだ。まだ夏だし、しっかり水を上げれば、きっとまた、元気に葉っぱをつけるんだ。きっと・・・。
・・・。
・・・。
山崎