師匠からの指導

 

 

譜面を見て吹く時に、お玉杓子に囚われすぎないこと。

 

囚われると →  息がつられて飛び飛びになる。これはいけない。

 

音程操作のために指遣いもあるし、オクタンの上げ下げもある。

 

 

しかしそのベースに、安定した息がなければならない。  息が支える。支える息がふにゃふにゃ揺れ動いては、吹けない。

 

 

エチュードには、メロディとしての一つの塊がある。2小節の場合もあり、3小節、4小節の場合もある。

それは塊であり、息はその間、ずーっと安定的に音を支えていく。

 

息の安定と、指の操作、オクタンの操作が一緒になってしまうといけない。

もちろん、高音では息の圧を強めるが、それはベースの安定があってのこと。

 

あなたの場合は、本来、一続きでなければいけないブレスが、メロディに気を取られて、安定を失うところが課題。

 

 

なーるほどね。息はバイオリンにおける弓だとも言われた。ボウイング。強弱はつけるものの、ボウイングが停滞してはいけない。音が出なくなる。確かに。ボウイングと、左手の指遣いの連動はあるが、連動しない部分が、支えということか。安定ということか。メロディがどう動こうとも、ボウイングは続ける。止まったりしない。それはそうだよな。

この一年間、個人レッスンの師匠に指導を受けながら試行錯誤して到達?した「正しい吹き方」(自分にあった吹き方)に関しての現状の理解をメモしておく。自己参照用。時々ここに立ち返ろう。

 

 

(A)マウスピースに唇を当てる:アパチュア(上唇と下唇の間にできる空気穴)が、リムのちょうど真ん中に来るように。

 

(B)唇の意識:しない。唇に関しては、意識を捨てる。

 

(C)息:まずは大きく吸い込む。空気をたくさん持っておかないと、吹けないと肝に銘じること。

 

(D)準備:ロングトーンで唇の震えと音質・音量を確認。スタッカートでアタックの感覚を確認。リップスラーで音程操作の確認。

 

(E)音程操作(上行):①オクタン上げ、②唇の張り、③息を強く、④下唇の土台、の4点セット。

 

(F)音程操作(下行):①欠伸喉、②オクタン下げ、③唇緩め(下唇下方へ:しかしアパチュアは緩めない)、の3点セット。

 

(G)エチュード:以上ができていれば、最重要なのは「息継ぎ」。どこで息継ぎするかは事前要検討事項。唇がズレないこと

 

 

まだまだあるだろうけれども、これ以上のことは意識できない。頭が破裂するわ。

 

チェックポイントとしては、

 

(1)エチュードを最後まで吹き切れるか:息継ぎ、唇のズレ(G)

(2)音程はちゃんと合っているか:音程操作(E)(F)

(3)良い音か:唇の震え(A)(B)(D)、豊かな息(C)

個人レッスンの師匠からリップスラーの習得を支持され、オクタンの上下運動だけで音程を操作する練習をしてきた。

すでに一年。

それなりに上達して来た感はあるものの、エチュードを吹奏する際に音符に追いつかないとか、口フィルとマウスピースの接面がずれてしまうとか、色々あって、楽にるけるようになったとはとても言えない。

 

先週のグループレッスンで、別の指導者から「高音は前じゃダメ。横に吹かないと出ない」という、謎のような言葉があり、その意味を考える中で、息を出す方向をまっすぐ管に向けるのではなくて、横方向を意識しろってことかなと。

 

やってみた。そういう意識で吹くと、唇、特に上唇が引っ張られて(口角を広げる結果になるから)、これは例えばギターの弦を強く張るような効果があるみたいで、高音が出しやすくなる。加えてオクタンを上下させれば、あまり唇とマウスピースの接面に無理をさせずに、音程を操作できる可能性を感じた。

 

うーむ。また素人考えで変な方向に行ってしまってはいけないのだが、このやり方は突破口になるかもしれない。

 

口から出す息は、物理的にはマウスピースを通して管にまっすぐ入っていくのだが、吹く方向の意識はまた別で、試行した結果、低い音なら真っ直ぐ(野球で言えばセンター方向)でいいけど、高音にいくに従って、意識の方向は横に向けると良いようだ。左右2方向を意識するよりも、自分の場合は右方向(野球で言えばファーストベースの方向)に意識を持っていくと、ちょうど良い感じで上唇が緊張して高い音が出やすくなる。出やすくなるから、オクタンの操作も適度な範囲で効果が出る。

 

自分は高い音を出すにはアパチュアが小さくなければならないという思い込みから、口輪筋を使ってアパチュアに向かって筋肉を集めるような吹き方をしてきた。しかし考えt目いれば、これは上唇の緊張を緩め(寄せるわけだから)、これはギターの弦の張りを緩めるような結果をもたらし、かえって高音を出しにくくしていたのかもしれない。

 

しかしなあ。。。愚痴をいうわけではないが、トランペット(ていうか金管楽器)はそもそも音を出すことが難しいわけだから、できる人はできるけど、できない人はできない、になりやすいでしょ。正しい音の出し方ってあるはずなんだけど、お師匠さんたちはなかなかそれを整理された言葉で語ってくれないんだよなあ。いろんなテキストも見たけど、核心部分がない。見たことないのは、私の勉強不足なのか。。。

 

現在の感覚で言えば、唇は何も意識せずに、そのままマウスピースに当てる。上下の唇を合わせた線が、マウスピースの穴のちょうど真ん中に来るくらいがちょうど良い。赤道みたいな感じで。自然に。音を出すには息を出してその唇が自然に震える感覚を掴む。唇は一切操作しない。音程の上下は、高い音ならオクタンを上げながらだんだん右に向かって意識を持ちながら吹く(結果として上唇が張る)。高い音ほど右にいく。低い音ならオクタンを下げながら、その意識を真ん中に寄せていく(上唇の張りが緩む)。

 

まとめると結構シンプルだけど、もう二年もこんなことで行ったり来たりしている。

ベンディングを中心に昨日、本日とおよそ2時間ずつ練習。

 

ピストンを押さない状態だとド、ソ、上のド、上のミが出る。

ドから吹き始める。ロングトーンの要領。

唇の形は変えないで、その音を半音下げる。(ド→シ)

 

なかなか下がらないから、最近まで適当にやっていたが、師匠から「ちゃんと半音下げなさい!」と一喝されて、どうすれば半音下げられるか模索した。

 

どうも、オクタンを下げることで音程が下がりやすくなる。

ホースから水を出す例えで言えば、、ホースの端をつまむのではなくて、広げる感じ。

 

次にソ→ファの♯。そして上のド→シ、上のミ→レの♯、最後に上のソ→ファの♯。

 

下げることに慣れたら、一旦下げて、また上げる。

上の音ほど、半音下げるのが難しい。レンジが狭まる。

 

これを、「半音しっかり下げるぞ」と決意して練習してきたのがこの2週間。

 

おお。この感覚はなんなんだ!?

 

そう。オクタンがついに操作対象筋肉として浮上してきたのである。

(それまでは、私にとってはほぼ不随意筋)

 

オクタンって、ここにあって、こう動かすのね。(うまく表現できない)

もっと「上下」するものだと思っていたが、意外に「斜め上」方向に締める感じ。

 

位置的には、喉輪を食らったとして、そのプレーンの上にあると言えばいいのかな。

イメージとちょっと違った。

 

唇の形は変えてはいけないので、どうなるかというと、関係はよくわからないが、オクタンを上げるとともに左右の頬を絞る。つまり口腔内の体積を小さくする。

 

うまくできると、楽々と上のソが出せる。これでいいのかな。音がちょっと汚い。綺麗な音が出したい。音量も小さすぎる。どうすれば大きな音が出せるんだろう。

 

謎はまだまだ残るが、ベンディング練習の狙いと効果については少しわかったような気がする。オクタンの操作習得なんだと思う。

珍しく先生がバズィングをやりましょうと提案。

 

年末で忙しいのか生徒は私含めて二人。本当は五人のグループなのだが。

 

マウスピースを口につけて、ソの音を出しましょう。

プーーーーーー。

 

唇の感覚に敏感になってください。

楽器を吹くときよりも、難しくないですか?

 

難しいです。

 

そうです、「これだ!」という形にならないと、音が出ないです。

音は、自然に出さないといけません。無理しない。唇を作らない。

 

二人とも、いい音がなりました。

 

それです。その感覚を覚えましょう。どうですか、楽器を吹いているときより、アパチュアが広がった感じしませんか?

 

します。

 

その感覚を維持したまま、楽器を吹いてみましょう。

 

吹きました。

 

なんだか、音が豊かな感じになったような。

 

そうです、ふくよかな音になりました。

ですので、アパチュアは、小さすぎると音が痩せる傾向があるんです。

かと言って、大きすぎると色々問題もある。高音が出しにくいんじゃないかっていう「感覚」が出てくるでしょ。怖くなる。

 

確かに。

 

だからバズィングで、ふくよかな音を鳴らす感覚を掴んで、そのまま楽器を吹いてください。中音域がいいでしょう。

 

はい。

 

顎は引き気味にしてね。

 

わかりました。

 

ということなのだが、個人レッスンの師匠は、アパチュアは小さくとおっしゃる。

 

おそらく、二人とも正しい。

 

参考にしつつ、自分で感じる「良い音」の出る形を模索するということだろう。