上のド(実音B♭)、トランペット初心者の一つの目標ではある。

意図して出せたの初めて。

 

なぜ出せたのか?

 

昨日、日帰り一人ドライブの車中で盛んにマウスピースなしのバズィングを行った。運転しながら。

その時、MPなしバズィング、これまでも散々やってきたんだけれども、ちょっと違う感覚が生じた。

唇の中央部分の、本当に真ん中の、幅1mmくらいを意識して鳴らすことができたのだ。

鳴らすというか、震わせる感じ。

 

これホントに微妙で、力を入れて上下の唇を閉じては出せない。

軽く触れるように調整して、しかも震えがその幅の中に収まらないといけないので口輪筋に少しだけ力を入れるけれども、唇の粘膜部分に力が入ると鳴らない。だから唇を窄めるんだけれども唇の先端からは力が抜けているという状態を作れて、初めて鳴るという感じのもののようなのだ。

 

自由自在にそれができる技術は当然ないけれども、なんとか上手くやれた時にはそれができる、そんな感じはつかんだ。昨日。

 

で、本日午後にスタジオを借りて音階練習したんだけれども、アパチュアの存在をその震えによって感じるということが起きた。

 

上下の唇によって、本当に小さい空気穴が作られて、そこを呼気が通過することによって震えが生じて音が出る。

 

その空気穴を感じ取ることができていれば、経を調節したりして音階は操作できる。その際、下の上下運動や息の遅速も調節事項だ。唇の穴の経、舌の上下、呼気の遅速。これを上手に組み合わせれば、かなり楽に音程練習ができることがわかった。

 

問題は音質。スタジオは吸音設計なので響きが分かりにくい。本当に良い音が出ているかどうかは別の場所で拭いてみなければわからないなと思いました。ただ、「芯」は感じる。それは、アパチュアで感じる。だからふにゃふにゃした音ではないと思う。

アタックとは、最初の一音を出す行為のことを指すようである。

ようである、と書いたのは、これが自分の理解に過ぎないから。

 

トランペットの演奏で、自分にとってすごく難しいのがこのアタック。

唇にあまり力を入れなくても自然に出せる音の範囲内なら、そんなに難しくないかもしれない。

例えば、下のド(実音B♭)からドレミファソの間なら別に普通に出せる。アタックで悩まない。

 

が、ラ(実音G)あたりから怪しくなってくる。

上のド(実音B♭)は、かなり構えないと出せない。

それより上は、推して知るべし。

 

アンブシュアの形とか、息の強さとか、さまざまなことを考えに考えて、結果、失敗する。

 

失敗パターンで多いのは、その設定(バルブの押さえ)で一つ下の音が出てしまってから、目標とする音に移行するやつ。

 

例えば上のド。吹いた途端にソが鳴って、すぐにドに上がっていく。

最初からドが出ればいいんだけど、唇の締めが緩いのか、ソが一瞬、出てしまう。

 

これは心の問題かもしれないです。

楽したい、という気持ちがあると、どうしても唇(アンブシュア)が緩む。

緩むと、低い音が最初に出てしまう。

 

アタックを常に成功させている人たちを尊敬せざるを得ません。

 

「この音を出すぞ!」という決意がないと、なかなか直っていかない部分かなと感じる。

本日午前中も2時間練習。

 

マウスピースは柔らかく唇に当てたいので口づけのような感覚で。。。などと考えつつ接面からの空気もれがないように密着させた。

これ非常に大事なことだと言われている。それはそうでしょうね。

 

ロングトーン。

だんだん慣れてきた。

が、良い音、響く音が出ているかといえば別問題。ムラがある。本当に自分で聞いていても良い音だなあと思えるところには至っていない。

 

タンギング。

ここで躓いた。上のレ(実音C)のアタックが下手すぎる。

先生からいただいたテキストではタンギングには2種類ありTuとKuの両方を交互に行う。

が、肝心の初音アタックの成功率が低い。。。

 

実に30分ほどの試行錯誤。

どうも自分は、アタック前の準備が間違っているようだ。

特に下唇とマウスピースの接点圧が低い。これを意識して少し強め(下顎を出す)にすると、アタック成功率は上がる。音も良い。

でも、マウスピースと唇は押し付け合いたくないので、うまくアタックできる範囲で軽めの圧を探る。

となると息を細くすることが意識されてくる。いわゆる「アンブシュアを小さく保つ」だ。

糸を引くような呼気ができるようになったのは最後の方だけだった。でも、感触はつかんだ。

 

しばらく休憩。唇を休める。10分間。

 

そして再開。あー〜ー。またやっちゃった。

アタック失敗。下唇の圧が弱すぎてアンブシュアが崩れた。

 

この成功率を上げていくことは、練習でできると思う。

珍しく息の出し方について簡単なレクチャーがありました。

 

まず吸うところが大事。あくび喉にする。

その時、肩は下がり、おなかの底に受け皿ができる。

この受け皿を感じる。それはエレベータに重たいものが乗っかってきて、グーっと下がってきた底あるいは床みたいなもの。

 

その底、あるいは床を意識して、あくび喉のまま、息を押し出していく。

 

この「あくび喉のまま」というところが新しい発見。

そうすると、音程を操作するために舌の奥を上げ下げするのはどうやるの?という話になる。

 

けどそれは意外に簡単で、上げ下げするのは舌の奥ではなくて中間というか、あくび喉のまま舌を上げ下げできる部分というか。

ああ、ここなのねという感じ。

 

これで、舌奥を意識して上下させていた時に少しくぐもった音質音色になっていたのが、オープンな音色に変わった感じがする。

3連休、三日とも2時間ずつ練習。

 

先日、先生から教えていただいたとおり、ロングトーンで息と唇の感触と、その組み合わせで音をいかに響かせるかに注力。

 

うまく言葉にできないのだが、上半身をマヨネーズのチューブだと思って息を吐くと、腹から胸にかけて息の柱ができて、それが支えになって安定的に息を吹くことができるような感じはした。

 

それがうまくいくと、唇の形態はあまり気にしなくても、響きのある音が出せることも体感した。

 

響きのある音を出せる状態で、舌の根を上下することで音程調整ができることもわかった。

 

その際、あまり苦労せずに高音が出せる(ことがある)ことも体感できた。高音とは、上のシ(実音A)くらいまでを含む。

 

ロングトーン。結局俺が出発点か。

 

そしてリップスラー。これが基本の第二段階。

 

ロングトーンで良い音を出す。

 

リップスラーで、その良い音を自在に音程上下させる技術を身につける。

 

そこで大事なのは、ブレス。

 

そういうことなのかな、と思って練習を続ける。楽しくなってきた。