難関である。
先生は、息を支えにして舌奥の上下運動で音程をとりなさいと。
この時、息の支えということは、息で音程を動かすことをしない、そういう意味だと思う。
しかし現実問題として高い音を出すには息を強く入れるし、音程を下げる時には息を緩めたくなる。
舌奥の上下運動だけで本当にリップスラーができるのだろうか。
しかしまあ、これは「できるのだ」と信じて練習してみよう。
二つ目。
自分は若干「への字」口なので、普段は口角が下がっている。
このままだと高音は出にくいのだけど、口角を意識してちょっと上げると高音は出やすくなる。
しかし速いリップスラーするときに口角をいちいち上下運動するのは苦しい。
ここの折り合いをどうつけるのか。
練習して、口角の動きを速くするべきか。
とりあえず、当面は口角の動きを最小限にしてリップスラーがうまくできるか試行してみる。
三つ目。
特に高音のリップスラーを続けていると、唾液が出てきてマウスピースと唇の接点が滑り出し、結果としてずれてしまう。
ずれると、もう連続的な安定したリップスラーはできない。
これは、例えば力を抜いて、接点の力を柔らかくすることで防げるものなのだろうか。
自己認識として、ちょっとマウスピースを唇に押し付けすぎているな、特に高温の時は、と感じているところはある。
これが、もっと接点を軽くというか柔らかくできれば、そんなに力も入らず、唾液も出てこないような気がするのだが。
これは慣れていくしかないかなと観念はしているものの。。。
早く、この状態から抜け出したい。。。