何かと物議をかもしたNHK朝ドラ「半分、青い」が終わった。
朝ドラフリークの私、今回のドラマ
ひとことでいうなら、つまんなかった
どのぐらいつまんなかったかというと
「とと姉ちゃん」と同じぐらい。
よく、つまらなかった朝ドラの例として
「純と愛」「まれ」「とと姉ちゃん」が出てくるのだけれど
私は「純と愛」「まれ」はそこそこ楽しめたクチなのだ。
少なくとも「純と愛」のホテル編は頑張る主人公の王道をいくものだったし
「まれ」は小日向さんが出た横浜パテェシエ修業時代は面白かった。
今回の「半分、青い」
良かったことといえば
トヨエツ演じる秋風羽織先生と
シーナ&ロケッツのYou May Dreamが
当時よりもいい歌だなあと思ったこと。
そのぐらいだった気がする。
脚本家の北川悦吏子氏は、朝ドラに“革命”をもたらす!といい
ツイッターに自ら積極的に投稿。
「この会は神回」などといい、ツイッターの民を煽っていた。
半年間に渡る荒唐無稽なストーリーの
いろーんなことに目をつぶったとしても
特に最終週の描き方はいただけない。
実母の癌
娘のいじめの問題、
東日本大震災での親友の死
幼馴染と開発した扇風機の行く末
と、こ--んなに内容をテンコ盛にした。
そして、もっとも許せないのは親友の死。
看護婦として働く親友が、
重症患者に付き添い、死を選ぶ
しかもその前に、スマホに遺言を録音する
「このエピソードいるか?」
というのが率直な感想。
脚本家は何のためにこのエピソードを入れたのだろう?
医療従事者が、あの混乱のさなか、スマホに
遺言を録音するなんてそんな時間はなかったと思うし
「お涙ちょうだい」
「感動的だよね」
という、あざとい狙いで入れたようにしか感じなかった。
脚本家が書いたとしても
NHKの制作サイドで止めてほしかったなあと思う。
とはいえ、ドラマの視聴率はそこそこだったようだし
ツイッターのアンチ派は「#半分白目」「#半分青い反省会」
タグで、感想を投稿した。
支持派はもちろん、アンチ派も「そりゃないよね~」といいながら
半年見続けた。
朝ドラに“革命”をもたらすというのは
もしかしたら、ツイッターに賛否両論を巻き起こす
この炎上商法だったのか?
最初からそういう狙いだったのか?
だとしたら、してやられた。
アンチ派の民も、もちろん半年見続けた私も。
▼この写真は、ほんとど青い
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