『自分で何でも出来たら良いのに』
おばあちゃんはそう言って泣きました。部屋には僕とおばあちゃんの2人っきり。火曜日のことです。
腰を痛めて以来、更にADL(日常生活動作)が低下し、以前一人で出来ていたことを誰かに手伝ってもらわねばならず、申し訳ないし悔しいとこぼしていました。
悔しいのは大事にしてほしいですが、『申し訳ないとは思わせたくないなぁ』、と少し思いました。
自己の否定に繋がりそうだからです。
悔しいのも自己の否定の一つかもしれませんが、裏返せばまだポジティブな響きはあります。
しかし、『申し訳ない』のは、自分の『価値』への否定も含んでいます。『世話される価値などあるのかしら』というような。
そのような精神状態ではなかなか状況は好転しません。
『申し訳ない』を『ありがたい』にかえるケアができるようにならなければ、と思った火曜日でした。
