いざ、無人島へ。
彼は漁業組合の人ではない。
我々の仲間なのだ…!
様になってるねぇ。マニル。
逆につっこめるくらいの量感の鼻毛が出てた船舶のじっちゃんに
別れを告げた。
この地にようやく足を踏み入れた。
辺り一面、何もない。
まさにここで
「暮らせねばならない」
そんな、使命感のような危機感のような
感じた。
着き次第ミーティングを開き
タイムスケジュールを決定。
先ずは資材集め。
彼は、無人島開発部工事責任者、
ではないですよ。
我々の仲間、
なのです。
資材集めが終わり
次は食料の確保へ。
以外にも調子が良く、
数々の魚、
何匹もの牡蠣、
を、手に入れた。
食べては日なたから避け、
食べては日なたから避け。
岩陰で読書したり、
そんな事をしながら
1日を終える。
我々はその繰り返しの途中
2日目の夜。
いつも通り夜の蚊などの虫たちに睡眠を邪魔されていた。
時刻でいうと19:50辺りだったろうか。
一隻の船が着した。
我々の方に来たのはあの、
安心の船舶のおっちゃんやった。
「何か変わった事はありませんかー?」
紳士のような問いかけに我々は状況を掴めないでいた
台風か。
明日の朝、
台風の影響を考慮し、
我々の安全を想い早く迎えに来てくれたのだ。
もうあの眠れない夜を越えなくていいのか。
そう考えた途端、生きる活力が湧いた。
あっけらかんとした無人島生活の幕閉じに
多少の想いを寄せながら
我々の勝利を確信したあの時間
あの感覚は何にも代え難い。
さらばだ大黒神島。
さらばだ大いなる自然、






