勝ってなお猛省を…“投手交代認められず” 中日ベンチがあまりに初歩の伝達ミス 斎藤の闘争心に救われる

勝ってなお、猛省を促したい。

このコラムって、ずっと擁護してた印象だけど?

急に手のひら返し?

勝っても猛省を促したいのなんて、ずっと以前からじゃないか?

数少ない勝ちの中で、完璧な勝ちが、あったかすら、すぐに出てこない位に、勝っても手放しで喜べない3年だったけど?


「その投手は、そのときの打者がアウトになるか、走者になるか、または攻守交代になるまで投球した後でなければ退くことはできない」
このルールは、以前にもやってた。

だから、その時に覚えた。

ルールを忘れたのか?覚えていないのか?

どちらにせよ、交代出来なかったことは、稀にあるし、抑えられたのだから結果オーライ。

結果としては。


問題なのは、そこじゃないし、過去の類似例は、ルール上のミスであって、うちの、この件とは、同じじゃないと思う。

そこを同じにして記事にするのは、本当の問題を見ていないのでは?

その目で、今まで見てきて、これで記事を書いてきたのか?と思うと、簡単に手のひら返しの出来る者の記事など信頼出来ないとしか思えない。


「その後に何でああなったのかは僕にはわかりませんが、僕は続投のつもりだった。大塚さんからも『がんばれ』と言われていたので」
あのタイミングでコーチが、間合いを取るのは、妥当でしょ?

それに、交代なら、もっと早く審判に申告していてもおかしくない。

マウンドへの距離よりも、審判員が、歩み寄ってくれてる分、物理的にベンチから近くに居るのだから。


救いは斎藤が闘争心を保ったままだったということにある。

これを「救い」と受けとるのは、危機管理能力に乏しくないか?

「何でああなったのかは僕にはわかりませんが」
首脳陣の事なので、分からないのは、そうだと思う。

けど、野球の試合をやっていて、選手が「分からない采配」と感じるのは、いいことだと思えない。

そもそも、普段からの中継ぎ陣の交代は、常に、こんな感じ。

ルールに引っ掛かっていなかっただけで、都合のいい女か?って扱い方してる。

まあ、それを投手が、何とも思わないのであれば、問題では、ないのかもしれないけど。


 「ベンチとピッチングコーチとの(間で)意思がうまく伝わっていなかった。(斎藤が)先頭に四球を出しましたが、よく踏ん張ってくれました」
うわ・・・ここまで、はっきり言っていたのか。

秘書のせいか?

立浪の目は、節穴なのか?

コーチが、タオル持って行って、マウンドで投手と会話して、コーチが、一人で戻って来てる状態を見ていても、この状態で「投手交代」となるかね?

この状態を「コーチに意思が、伝わったいなかった」なんて、全く筋が、通らない。

なのに「そうなんですね」みたいになってることが、おかしい!!!


立浪監督の言葉は最初から代えるつもりだったようにも聞こえる。それならば、大塚コーチにファウルラインをまたがせてはいけない。

どこを「最初」とするのか?

動きの流れから、コーチが、タオルを持って行った←これは、続投だからの行動でしょ?

最初から代えるつもりなら、マウンドへ向かう前、ベンチを出る時点で「おいおい、違うぞ」とか、言えないか?

もしくは、本当に最初から代えるつもりであれば、同時にベンチから出て、審判に申告したらいいし、それなら予定通りに交代出来ていたじゃないか?


試合後の談話を聞かずとも「交代」を審判に言ってるんだから、交代させるつもりだったなら、意志が、伝わっていないとか関係なく、すぐに交代を申告したら済むことじゃないか?

なのに、コーチが、戻ってきてベンチの手前の状態で、すれ違って「交代」と言ってる様に見えたのは、明らかに、その場の思いつきとしか思えない。

立浪の意志と言う名の都合を汲み取れる人は、多分、家族位しか居ないと思う。

ましてや、変え時を心得えてる投手のコーチが、続投の場面だと判断したからの行動なら、そっちの方が、結果が、どうであれ納得出来る。

熟考しての交代・続投なら、まだ采配のうちだけど、どう見たって、思いつきでしょう。

本当に最初から交代させると思っているなら、あんなタイミングでノコノコと申告するのは、桁違いに、おかしい。


本当に継投だと伝えたつもりなら、あまりに初歩の伝達ミスだ。

これなら意志が、伝わっていなかったのではなく、コーチの聞き間違いでしかない。

白か黒の二択で、意志だの伝達ミスだの、ないでしょ。

ホントに、タオルを持って行った時点で、指摘出来たじゃないか?

交代させるなら、まわりが、バタバタするのだから投手コーチでなくても「違うよ」とか、ないのかな?

「秘書のせい」的に持っていくなら、コーチの人事に出るかもしれない。

ああ、こんな理不尽な上司いらねーーー。


ちなみに、僕が取材した限りでは清水は準備を終えていた。つまり負けの要素はベンチにあった。

なにが?

つまりなのか?

そりゃ、中継ぎは、いつ呼ばれるか分からない、普通ではない采配に付き合わないといけないんだから、準備しとかないと間に合わないし、自分の体を壊されてしまう。

選手は、対応しようとしてる。

ルーティンが、あったり、色々整えて登板するだろうに「このタイミングで?」って時に、急に交代を告げられる。

「準備していたのだからいい」なんて、言う程、安易な事じゃないと思う。


確かに、通算してトータルで見ると負けの要素の多くは、ベンチにあると思う。

けど、この試合に限っては、結果的に負けたわけじゃないので、ここで「負けの要素は、ベンチにあった」と言い切る所でもないと思う。

斎藤選手の踏ん張りで勝てたから、結果としては、変えなくて良かったし、変えていたら采配が、裏目だったかもしれない。

けど、こんなドタバタな首脳陣に翻弄されながら試合をするよりは、投手コーチの変え時か?続投か?的確な判断の元、投手には、投手のタイミングやペースが、あるのだろうから、尊重するべき!!!

立浪の当たらない、その場しのぎの思いつきで、翻弄させられるとか、一番あっては、ならないこと!!!

交代のルールは、どの球団でも平等だし、ルールを守れない者が、悪いとしか思わないけど、監督としての一定のレベルに至っていない者が、指揮官するとか、反則過ぎる、それも自滅するような反則って・・・本当に、この球団は、何をしたいのか?


それを斎藤の踏ん張りとカリステの一打が救ってくれたことを、しっかり肝に銘じてもらいたい。

抑えられたor打たれる

打てるor打てない

これは、選手の実力

代えるor代えない

は、指揮官の采配。


抑えられた・打てた←選手の条件は、揃った。

交代が、させられなかった←ベンチの采配は、なされなかった。

それで、結果、試合に勝てたのに「勝てたから良かった」とか、呑気に言ってる場合か?

条件を満たしてる選手側が、勝てて良かったのは、分かる。

けど、投手を変えなくても抑えられたってことは、采配が、余計なことしてるとも言える。

それは、おざなりで、省みずなかったことにするのか?

自分の都合しか考えてない者を指揮官にすること自体が、間違ってる。

身近でなくても反対していた人達の理由は、最初の頃から分かっていたこと。

これ、身近に居たら血を見る程のケンカになってた。