「今回の一連の中で、少なくとも2005年から1999年、森会長の時にそういうスキームを作ってやっていたんだなと今、そういうふうには認識しています」
この音声データは、政倫審の1週間後、下村氏の支援者向けの会合で録音されたものだという。
録音したのは、取材のため会合に参加していたフリージャーナリスト
会合が開かれたという場所は、下村氏の地盤・東京都板橋区の事務所だ。
「驚きましたね。政倫審の下村議員とは全く印象が違って、とても饒舌にお話をされていた」
下村議員とされる音声
「(政倫審で野党議員に)『5人衆のバックに森さんがいて、そういう形で復活したんじゃないの?』と言われました。多分その通りでしょう。その通りでしょうけど、私がそこにいたわけじゃないから。もし国会で、その通りでしょう、みたいなことを言ったら、下村が森会長の時に、この違法性のある派閥の還付を認めたということで、もうそれで大騒ぎになりますから」
別人か?と思うほど、立て板に水。
政倫審で、言わなかったことを?何故、支援者の前では、言えるのか?
会合に出席する者は、支援者だから、その場しのぎで言い訳をすれは「説明責任を果たしている」と思ってるんでしょう。
が、この音声データが、本物であるなら下村には、また1つ大きな説明責任が、発生するのでは?
さらに、こうした発言を政倫審でしなかった理由について、「野党に良い材料を与えるようなもの」、「検察に話したことと違うことを話せばもう一度聴取される」とも述べていた。
国民に対しての誠意が、一つもない。
支援者とは言え、目の前に居る国民を差し置いて、自分の都合を、平然と言える。
それでも、支援者と言う名の信者は「先生」と崇める。
異常でしかない。