《事務担当者は「エプロン秘書」》髙木毅前国対委員長が“闇団体”でパーティを開催していた!《代表も会計責任者も「名義を貸しただけ」、有印私文書偽造の疑いも》

名義を貸したのかと思ったら、人の名義を勝手に使っていたのか。

確認できた09年以降の報告書から判明したのは、ほぼ毎年、1000万円超の大規模パーティを開催し、年に500万円から1500万円を、髙木氏が代表を務める「自由民主党福井県第二選挙区支部」に寄附しているという事実だ。加えて、事務担当者は、長年にわたり髙木氏の政策秘書を務める小泉あずさ氏。連絡先には議員会館の髙木事務所の電話番号が記されていた。

政治資金の流れや“エプロン秘書”の存在からも、同会は髙木氏の政治団体としての性格がきわめて強いことが窺える。だが、総務省が公表している「国会議員関係政治団体一覧」の髙木氏の欄に、同会の名前は見当たらない。「国会議員関係政治団体」としての届け出をしていないためだ。

「国会議員関係政治団体としての届け出をせず、地元でない地域に住所を置くことで、外部からは非常に見つけにくい“闇団体”となっています。届け出をしないことでの罰則はありませんが、政治資金の使途の透明化を妨げる非常に不適切な対応と言える」

名義を貸していた方のコメント
「(政治団体のことは)よくわかりません。(髙木氏は大学の)後輩でツーカーの仲だった。5年ほど前に突然、書類が届いたので『髙木、お前、何だこれ』と言ったら『ちょっと名前借りました』と

名義を貸しただけと主張するK氏。だが、収支報告書の最終頁の「宣誓書」には、会計責任者としてK氏の署名と押印が確認できる。そのことを問うと

ハンコは渡していないけど、向こうで(勝手にK姓のハンコを)押したんでしょう。毎年この時期に書類が届くんですけど、いつも封を開かず事務所に送っちゃう。髙木と電話でやりとりすると、共謀みたいになるから、(会計処理は)あえて何も聞いていない

別の人のコメント
「死んだ女房が髙木といとこ同士で。髙木が議員になった頃、地元が(福井県の)敦賀だから、東京に知り合いがいなくて『住所を貸してくれ』と。でも、何か連絡が来ることはない。この会は活動してんの?

つまり、代表者も会計責任者も“偽者”なのだ。元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏が解説する。
偽者と言う、勝手に名義を利用され、はんこまで用意してやってるってことは、確実に犯罪者に利用されてる被害者でしょ。

会計責任者が知らない間に勝手にハンコ押していたのであれば、刑法の『有印私文書偽造』の疑念を持たれても仕方がない。同罪に問われた場合、3カ月以上、5年以下の懲役が科されます。会計責任者が内容も把握せずに毎年書類を提出していたとすれば、議員の政治的、道義的な責任も問われるでしょう」

疑いじゃない!

「はんこは、押していない」と証拠しているのだから、はっきりとした『有印私文書偽造』

例えば、勝手に名義を利用された人たちが、訴えなかったとしても、国会議員の政治団体だと思って、パーティ券を買った人たちにとっては、闇の団体なら買わなかったでしょう。

そう言う人たちから訴えられたら、団体の代表者や会計責任者として罪に問われる。

「勝手に名義を使われていた」と言っても、使われていることを知っていながら放置していたのだから、同罪で、闇に加担している、犯罪者にされてしまうでしょう。

コメントからも「良くないことをやっている」のを薄々、分かっている様だし。



 髙木氏に事実関係を尋ねたが、回答はなかった。
証人喚問で、問いただすしかない。

関係者も呼んで、証言して貰うしかない。

こんな、根っからの犯罪者を放置して見過ごすとか、ありえん。