塩梅 | Time can't wait

Time can't wait

拾い上げたすべてのモノは〝心の宇宙〟に結びついている

美味い刺し身と美味い焼鳥、
四季折々の山菜やら野菜の和え物、
天ぷら、いいですねぇ…
酒も進むし話も弾む、
残りの人生、楽しみは
コレしかない…。




□ ♯1



 

刺し身は沿岸地域なら
どこでも美味い、例えば
昔、仕事で立ち寄った広島、
福井、京都、北海道、宮城、
青森、秋田、かなり前の話だが
どこも美味かったと思う。


恐らく今食べても
感動する程、美味いだろう。


しかし…
やはり歳を重ねると
次第に免疫が弱まり
既に生臭いモノに少々
抵抗感が出始めていて、
今はまだ大丈夫だが、
半年後には牡蠣とか
アレルギーが入るかも知れない、
まぁ何とも言えないが、
そんな気がします。


最近はスーパーで売られる
解凍された刺し身でも
ボクには充分である(笑)
そもそもボクは「ワサビ」が
好きなのだろう気がする、


刺し身もワサビ醤油に
タップリと浸し食べているし、
お茶漬けにもワサビ入れ、
蕎麦もつけ汁にワサビを
割と多めにいれ、蕎麦を
タップリと浸しながら食べている、
まぁ元々貧乏性なのだろう…


焼鳥は正直どこでも良い、
どこでも良いと言う言い方も
語弊を生むが、ただ…?
好みを言えば30年程前
全盛だった養老乃瀧、
実はあの焼鳥のタレの
味が忘れられなく、
同じ味の焼鳥屋を
それとなく探しているようにも思う、


勿論今も養老乃瀧は健在だが、
昔と違い今は専門的で「高級」な
ブランド焼鳥に様変わりしていて
ガッカリ感が半端なかった、


まぁ昔はネギマとか
主流じゃなかったので
串に鶏なのか豚なのか
小さ目の肉が5~6個刺さっていて
噛み応えも良く何気に美味かった
(モツのような柔らかさで
殆ど脂身だったような気がする)、


まぁ当時の時代背景から
肉はMade in Chinaだろうけど
それでも?今のブランドの鶏、
豚、牛よりは「独特な味わい」を
何気に感じたモノである、


昔はああいった焼鳥が
主流だったような気もするが、
今じゃどこに入っても
肉から炭から串に至るまで
良い材料で丁寧に作られていて
確かに美味いのだが…
どこか物足りなさを感じていて


昔の安い材料で作られ、
どこで食べても同じ味、
そんな焼鳥屋はもうない、
やはり満腹と満足は若干だが
充実感が違うと言う事になる。




□ ♯2



 

出る杭は打たれる…


いやいや、
今は出る前から杭は打たれる…。


ま、世の中は
なるようにしかならないし、
思い通りには決してならない…
そういうもんです。


大自然に逆らえない様に、
人の世もなるようにしか
ならない、抗ったところで
敵わない運命が待っていて、
完膚無きまで痛めつけられる。


大自然に抗う「人の知恵」も、
例えば道路脇の崖崩れ防止用に
法面を数百mに渡り強固に
コンクリートを塗ったところで
年頭の能登半島地震で分かる通り
「山」そのものが崩れた場合、
どうしようもないワケで、


東日本大震災の津波もそう、
自慢だった高さ10mの防潮堤が
跡形も無く消えたワケで…
如何に大自然の力が
凄まじいかが分かる、


大体考えても第1波が15m、
第2波が10m、第3波が8m、第4波が5m、
しかもあの辺はリアス式海岸で
津波の場合、湾内に潮流が
有ったとしても湾の底から
土砂と共に押し寄せてくる
時速50kの巨大な津波に対し
逃げ場が無く貯まる一方だろう、
単純に考えても海面が38mも
一気に上昇する事になるだろうし
10m程度の防潮堤なんぞ
成す術もないまま海に持って
いかれるか決壊は免れないだろう
そう思う…


じゃ100mに近い防潮堤を
たとえ作ったとしても?
いつ来るかも分からない
地震の為に沿岸地域の
観光やら漁業が妨げられ
過疎化に更なる拍車が掛かる、


やはり自然には抗えない、
来たら?ひたすら逃げるのみ、
それしかない。


我々の日常も恐らく同じで
抗えないモノばかりです、
やはり人には限界が有る、しかし
大自然と運命には限界が無い、
どう考えても抗えるモノではなく、
目の前に繰り広げられる時間に?
ただ従うしかない…



普通にそう思う。




千葉東方沖暫くの間注意しましょう。
Peaceout!