こんばんは!シンラです。


あなたは小説を書く時、


「気が付くと会話を連続で続けてしまう」


「登場人物がおおすぎて、
 空気になる人物がいる」


「会話を入れすぎて読む時の
 テンポが悪くなってしまう」



こんなことで困ったことありませんか?



僕もケータイ小説ばかり読んでいたからか、

いつのまにか、


小説が会話劇のようになってしまう


ことがあります。



一般的に、


小説内では「」を使った
会話は極力使わないのがよい

と言われていますが、


人が出てくるのに、
会話がない、というのはありえないですよね?



しかし、その一方で、


「複数人での会話の演出が難しい」


「会話が続かないように間に地の文
 を入れようとすると、ダレてしまう」


「そもそもどのくらい会話だけで
 続けていいの?」



と、会話を使うせいで起こる

悩みもあります…。



が、実はこれ!


3分くらいで解決できるんです!



今回は、



会話を効果的に使う方法



をご紹介します!


会話を効果的に使うポイント…

それは、たったの3つ


その1!

「会話に参加は原則三人まで」


その2!

「会話は原則「」を連続4つまで」



その3!

「叫び声や呻き声は原則会話にしない」



このたった三つだけです!


この三つに気を付けるだけで、


あなたの小説のテンポはよくなりますし、


会話でダレて読み難くなるということもなくなります!




では、1つずつ説明します!



その1!

「会話に参加は原則三人まで」



これはつまり!


4人以上いる時は、

会話に関係する三人を選択して会話させる


と言うことです。



例えば、
その場にA,B、C、Dの
四人がいるとします。


この場合、


「なぁ、Aもそう思うよな」

「うーん、私はどっちでも…」

「なんだよ、じゃあCは?」

「僕もそれはちょっと…」


 Cの隣でDも苦笑いを浮かべている。


「Bの言いたいこともわかるけど、
 私ら三人の顔を立てて今回は…」

「なんだよ、ビビってるのかD」


 頑張れ、D……!
 AとBは心の中でDを必死に応援した。


と、このように、


地の文を挟んで会話に参加する人を
シフトさせます。


今回ですと、


最初はA、B,Cの三人。


Dの様子は地の文で伝えます。
そうすることで、


その後自然に、会話の参加者が
BとDに切り替えられます。



会話に参加していない人達の様子を
地の文で簡単に挟む

ことを意識してみてください。




その2!

会話は原則4つまで


これは、


誰が喋っているか混乱しない
ギリギリの数


だと思ってください。


例えば、

A、B,C三人での
会話の場合、


「なぁ」

「ん? なに?」

「帰りどっかよってこーぜ」

「えぇ、いいよもう今日は遅いし」

「そんなこと言わずにさ」

「んーじゃあ奢ってくれるなら行く」

「なんだよ、それくらいいいよ」

「お、気前いいじゃん、じゃあ行こうよA」

「もう、しょうがないなぁ」

「おし、じゃあ行くぞA、C」



こうすると、


最後の台詞まで、誘っているのが
Bだとわかりません。


また、


Aの名前が出る前まで、
AとC、
どちらが話しているか分かりません。



口調などで分かる場合もありますが、
あなたが普段誰かと日常会話する時、


誰に対して
話しているのかわからない

なんてありえませんよね?


つまり、会話文を使うときは、


極力読者に考えさせないように
しなければなりません。




その3!

叫び声や呻き声は会話文にしない。



この理由として、


その後に誰が言ったかを説明しないと
絶対に分かり難くなるから


です。


例えば、
A、Bが殴り合っているシーン。


「オラァ!」

「ぐっ!? くそ!」

「どうした、かかってこいよA!」

「この…!」


何とか台詞でどちらが攻めで、どちらが
受けなのかはわかりますが、


どんな動作をしたのかわかりませんよね?


例えば、
もしも、それを伝えるように書くと、


Bは大きく右拳を振り上げ、
Aの顔目掛けて振り抜いた。

「オラァ!」

「ぐっ!? くそ!」

Bの拳を、両手をクロスさせて弾く。
顔には当たらなかったが、両腕は
しびれていた。

「どうした、かかってこいよA!」

「この…!」

AをBが挑発する。Aは痛みを堪えて
B目掛けて駆け出した。



こう書けばなんとか伝わります。
しかし、これでは状況を書いただけで、


人物の気落ちや周囲の状況を
何も伝えられません。



そこで、


叫び声などを地の文で
分かるように書き換えます。



Bは大きく右拳を振り上げ、
叫びながら、
Aの顔目掛けて振り抜いた。

体勢を崩しそうになったところを
地面を摩り、なんとか受け止め
堪えたAだが、

受け止めた両腕がジンジンと痛む。

まともに力が入らなかった。

「どうした、かかってこいよA!」

AをBが挑発する。
Aの息は乱れているが、Bは余裕そうだ。

「この…!」

Aは痛みを堪え、Bめがけて
腕を振り上げながら駆け出した。


このように、


シーン描写に叫びや呻きを入れない方が
よりシーンを細かく描写できるので、

動きを演出する時などに効果的です。



ただ、全てに「原則」とつけているのは、


この効果を逆に使うことで、

不安感を煽ったり、読者を混乱させる、
トリックに使ったりすることが出来る


からです。

覚えておいてください!



さぁ、早速会話シーンを
書いてみましょう!





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