昨日はチェリー達の赤ちゃんAlyaちゃんの
DOAの日(お祈り)。
女性だけが集まって、女性のHOCA(コーランなどを
教えている先生)を招き、30分ほどお祈りをして
もらいます。(お経を唱えるイメージ)
もちろんゲストが来始めた時点で、
サーメットは男性なので、部屋から出ていきました。
ほとんどのゲストが元から常日頃からスカーフを被っているの
ですが、かぶっていない人も、HOCAがお祈りをしている時は
スカーフを被らないといけません。
私はこの日、一緒に朝からずっとチェリーの付き添い
だったので、家族席に座っていたのですが
お祈りのあと、HOCAを交えてみんなで話す機会が
ありました。
HOCAがチェリーに、
「あなたはイスラム教徒としてとってもよくやっているけれど
あなたももう2人の子供のお母さんなんだし、トルコでも
スカーフを被っているからと言って差別をされることも
なくなった、堂々としてて良いのだから、
アッラーからの指示の一つであるので
スカーフを被ったらどうだろう
その時が来たんじゃないと。
(基本的に一度スカーフをかぶると決めたら
二度と後戻りはできない)
チェリーの返答に驚いたのですが
「私も今すぐにでも被りたいと思っています
あとは夫の理解を得るだけです」と
HOCAはスカーフをかぶるのもかぶらないのも誰の強制も
受けるべきではない、神様とあなたの間の話なんだから
と熱弁。それはチェリーも周りもよく分かっている。
私は自分に話が回ってこない様にその場から逃げたのですが(笑
とっても興味があったので後からチェリーに
本当にスカーフを被りたいと思ってるの
と聞いたら、
「もちろん もう彼とも3回くらい話し合いをしてるよ。
私の人生はもう終わったんよ。
夫がいて、2人の可愛い子供がいて、
他には何もいらない」って。
ほー。なるほど。。 そうなんだ。。そう言う考え方なんだ。
興味深い。
チェリーはとってもモダンな子だけどお祈りはちゃんと
5回するし断食だって欠かしません。
人間は完璧ではないし、自分は100%良いイスラム教徒では
ないかもしれないけど
出来る限りのことはしたいといつも言っていて
節目節目で自分とアッラーの間に約束事を作り実践しています。
よく考えたら、私の知ってる中で
数少ない心からのイスラム教徒かも。
勉強になります。
トルコ生活10年ほどにして、
決してかぶっているからと言って敬虔なイスラム教徒である、
被っていないからと言って信仰心がないと言うわけではない
と言うことを肌でよーーーく感じているので
スカーフを被るかどうかは本当に個人の自由ですね
え なんじゃそりゃって思ったのが
帰りにHOCAが私たちのところに来て、
あなた達インスタグラムしてる
私のインスタグラムフォローしてって言ってきて
私はインスタグラムで、とっても素敵なスカーフを
たくさん紹介して販売しているのよ〜って。
あなた達もきっと気にいるものがあると思うわって・・・
・・・・・
なんかあの熱弁はなんやったんや(笑
セールストークに聞こえてきた(笑
って言うオチでした
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