トルコを横断する寝台列車
「TURISTIK DOGU EKSPRESI」(ドウエクスプレス)
で旅してきました
トルコの首都アンカラから東のカルス(Kars)まで
32時間の旅です
ルートは
アンカラ(Ankara) → イルチ(İliç) →
エルジンジャン(Erzincan) → エルズルム(Erzurum)
→ カルス (Kars)
それぞれの駅で3時間ずつくらい停車するので
停車している間は、鉄道会社と提携している旅行会社が主催する
ツアーに参加したり(別料金)
自分たちで町を散策したりできます
本当はドウエクスプレスはアンカラ駅から出発なのですが、
一部区間が工事中のため、
私たちはアンカラ駅前から鉄道会社の用意したバスに乗って
IRMAKという駅まで移動。
IRMAK駅からのスタートとなりました
基本は寝台列車の個室のある寝台車両が6つに、食堂車が
1つ。
部屋は2人用の個室になっていて
2人で利用の場合は1人250TL (約4730円)
1人で1室使う場合は 400TL (約7560円)
でした。
私はお友達と2人で1室利用。
通常時はこのように幅広めのシートの座席スタイル
になっています。
向かいにはテーブル。冷蔵庫も付いています。
テーブルは手前に引き出せるようになっていて
ご飯を食べる時などは引き出して使います。
部屋の角には小さな洗面台が付いています。
椅子の背もたれになっている部分を引っ張ると
このように2段ベッドになります
個室は鍵もかかるようになっているので、
停車中に外出する時なんかも安心。
食堂車はチャイ(3TL)やインスタントコーヒー(4TL)
等の他に食事も出しているのですが、
食事はインスタントのレンジでチンするタイプの
ものなので
皆自分でご飯類やお菓子類を持ち込んだり
停車駅ごとにご当地ご飯を食べに行ったりして
楽しんでいました
ちなみにトイレは1車両につき和式タイプが1つと
洋式タイプが1つ。
それなりに綺麗なのですが、何と言っても電車は
走り出すと結構揺れるので、落ち着いて
トイレができない(笑
トイレットペーパーもなくなっていることが
多いので持参するのがおすすめです。
備忘録として何回かに分けて寝台列車の旅の
レポートを書いていこうと思うので
是非お付き合いください