ダイアログ・イン・ザ・ダーク体験 | トルコ便り☆ novaromaのブログ

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トルコ人夫と黒猫ソフィとその息子のアラッディンの2人+2匹家族。プライベートからネットショップ迄、楽しくまじめにトルコ情報をお届け☆

 
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
 
まっ暗闇のエンターテイメントびっくり
 
イスタンブールの先輩がFBでシェアしてくれて
 
その存在を知りました。
 
聞けばこれまで世界41か国で開催されてきたのだとか。
 
日本にもあるのですね!
 
 
日常生活の様々な事柄を暗闇の中で視覚以外の感覚を
 
使って体験するエンターテイメント形式のワークショップ。
 
暗闇の中でイスタンブールの日常、
 
トラムに乗ったり船に乗ったり、カフェでお茶をしたりします。
 
 
 
チケットを買って待っていると、
 
チケットカウンターの人が呼びにきてくれるので
 
グループで中に入ります。
 
所要時間は約1時間。
 
 
入り口で視覚障害者の方が使っている白い杖を一人一本渡されます。
 
使い方を教わったあとは
 
1列になりグループで中へ。
 
 
 
全く光が遮断された世界は本当に何も見えず、
 
自分が目を開けてるのか閉じているのかも分からなくなります。
 
最初不思議な感覚にちょっと酔った感覚になりました。
 

 

 
暗闇の中でガイドをしてくれた人が
 
参加者全員の名前を覚えてくれて名前を呼びながら
 
大丈夫ですかー?次は右に曲がりますよ!!
 
僕の声のする方に歩いてきてください等
 
指示をくれます。
 
私は最後尾だったので「Kikumi 大丈夫か?ついてきてるか?」
 
と時々声かけしてもらっていたのですが、
 
あまりに暗闇の中で的確に次はあっち、次はこっちと
 
指示してくれるので
 
てっきりスタッフの人は特殊なメガネか何かを
 
かけていて暗闇の中でもグループの動きが見えているものだと
 
思っていました。
 
 
で、なんの気なしに、
 
「見えているんですか?」と聞いたんです。
 
そしたらガイドの彼が、笑いながら
 
「もし見えたらどんなに良いか。」
 
と言ったので、なんだ、ガイドさんも見えてないのか。
 
それなのにさすがプロだなー道案内が完璧!と
 
関心していました。

 

 

 
そしたら其のあとに知ることになろうとは。。
 
私は知らなかったのです。
 
中でアシストしてくれているスタッフの人達はみんな
 
視覚障害があって実際に目が見えないということを。
 
 
 
其のあとも暗闇の中で階段を登ってトラムに乗ったり
 
カラキョイ行きの船に乗ったり、
 
其の都度、今何を感じていますか?と問いかけられて
 
感じていることをみんなとシェアしたり
 
ガイドのスタッフさんが、目が見えなくなった経緯や
 
人生をシェアしてくれたり。
 
暗闇の中でタンゴダンスをしたり、
 
カフェでお茶をしたりする体験もできます。
 
ガイドさんが、とっても明るくポジティブな人で
 
普段聞きにくいような質問も、気軽にさせてくれて
 
とっても勉強になったし、前向きな気分にさせてくれる
 
ワークショップでした。
 
これは絶対に行く価値ありです!!!!
 
 
トルコでは、
 
「ダイアログ・イン・ザ・サイレンス」も同じ場所で
 
体験できるので今度は是非そちらを体験したいです。
 
 
 
 
 
 
 

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