ここ数日、ウズベキスタンのスザンニ刺繍について勉強中。
今までスザンニバッグ等は取り扱っていましたが
生地についてちゃんと勉強するのははじめて。
たくさんのお店やデポに案内してもらい人に話を聞き、
ウズベキスタン人の女性達とも直接話したり、
アンティーク屋さんの人たちの買い付けシーンを見学させて
もらったりして、面白い体験ができました。
知れば知るほど奥が深い
そういえば私も2年程前にウズベキスタンに行ったんだった。
それにトルコに居るといつもウズベキスタン人に間違われます
私は中央アジア系の顔なので何かと縁があるウズベキスタン
(↑これはトルコ製)
しかし絨毯ほどではないですが、
こちらも大きな生地を開いて畳んで開いて畳んでを
一日中繰り返すのでかなりの重労働。
夕方頃には腰がたちません。
ヘロヘロのゾンビのようになって家に帰り、
家のことは何もできなかった(苦笑)
この仕事をしている人すごいわ。
体力勝負だわ。
スザンニ刺繍もトルコ手芸のオヤと一緒で、
できる人が減ってきているそうです。
昔は嫁入り前の娘が素敵なスザンニを刺繍し
嫁入り道具として持って行ったものらしいですが
時代とともに若い人達の生活は変わり、外で働く女性が
増えたそうです。
今回知り合ったウズベキスタンの女性達も、
母や祖母は本当に素敵なものを刺繍していたけど
自分たちは足元にも及ばないと話していました。
トルコにいるウズベキスタン人は出稼ぎの人も多いのです。
旦那さんと子供たちを母国において
1年、2年とトルコで働く女性も多いので、
寂しくないと聞いてみたのですが、
寂しいけど、ウズベキスタンの慣習で
子供が男の子だった場合、
親が男の子供一人につき一軒の家を
建ててあげないといけないらしく、そのために働くというのです。
母国よりトルコの方が給料が良いそう。
家族が離れ離れになってまで・・・と思いますが
その国独特の慣習があるのですね。
いろいろ勉強になりました~。