とっても良い経験に感謝。

スルタンアフメットのヒッポドローム広場で開催されていた

長～い3週間のシルクロードパザルが終了しました

毎日顔を合わせていたNigar　Ablaと　息子のジハン

最後は涙のお別れでした

Nigar Ablaはトルコの文化省認定のエルサナッチ

（ハンドメイドアーティスト）です。

特に田舎の方では女性の社会進出がまだまだ進んでいないトルコ。

手に職がなく、一度も外で働いたことが無い人もたくさんいます。

その人達が離婚や何かの理由で生活に支援が必要だったり、

障害を持っておられて外で働くことが難しい等の女性達にNigar　Ablaは

その方達の自宅を訪問して、オヤの材料を配給し、

オヤやイーネオヤの技術を教えているのです

そして彼女達の作品を、お店や今回のようなイベントで

販売し、その売上金の一部を作り手に還元して支援しているのです

もちろん、お客様に渡る前に、一度Nigar　Ablaのアトリエにて

クォリティーコントロールも忘れません。

そうすることでボランティアとして、「どうか買ってください！」

というのではなく、プロの商品としてちゃんと市場にお届けしているのです。

本当であれば、ブースの出展に大金がかかるところでしたが、

今回のイベントへの参加も、そんな活動に賛同したオーガナイザー側

からのご招待です。

また今回はいろいろなTV局やイスタンブール市長もブースを訪れられ

話に耳を傾けておられました

そういう良い空気のところには良い人達が自然と集まってくるもので

お手伝い中、毎日たくさんのポジティブな人達とお知り合いになれて

勉強になりました。

お手伝いのお礼にと、Nigar　AblaがプレゼントしてくれたNigar

Abla本人が作ってくれたイーネオヤのネックレス