銀河伝説煌めく天空の宿・天の丸で星見企画が天体観測です。
夕陽が焼けにキレイ、日差しが天の丸のフロントを通り抜けています。青い空のキャンパスには飛行機雲が直線を描いています。
さあ、今夜はどんな星空をみせてくれるのでしょう。・・・
まだ天文薄明も残る頃、一番星の一等星のアルクトゥルスが、そしてお相手のスピカが見えてきます。急接近中のカップ星です。
明るいアルクトゥルスですが、距離は37光年、歩くと遠いです、、、と覚えてくださいね。スピカはそこから、スーと下がれば、ピカッと光っています。
天頂には北斗七星の七つの星がみえてきました。順番に「お・お・ぐ・ま・の・しっ・ぽ」、この尾っぽの「しっ」がミザールとアルコルのカップル星です。アルコルは、アルコールが入った人には見えなかったようです。あの漫画・北斗の拳では見えると不運を招くという有名な死兆星です、と言っても・・・知らぬ人も多い中、いやいや、寿命星とも言いまして、見えると元気な証拠、見えないと視力も衰えて老体を意味しますなどと、フォローをいれます。
後半には雲が出てきて、望遠鏡では、ミザールA,Bとアルコルだけになりました。他には、プレセぺ星団、球状星団M13なども見ました。
テラスの気温は17℃、風もあったので長時間いると寒さを感じるテラスでしたが、大勢のお客様でした。ありがとうございました。
＊お客様の写真は、原則、ご了解を得て撮影しています。申し訳ありませんが、積極的にポーズをとっていただいた場合にもボカシを入れています。