立夏を過ぎた。日焼け止めを、今年はちゃんと選ぶ。

日焼け止め、今年こそちゃんと選び直そうと思ったのが4月の終わりのことでした。去年の夏、「とりあえずこれでいいか」で選んだものが私の肌には合っていなかったのか、夕方になると崩れるし、白く浮くし、とにかく使い心地が悪かった。

日焼け止めって、毎年「何となく去年と同じで」になりがちです。私もそうでした。でも去年の夏に使い続けていたもので「これは合わない」と気づいて、今年は5月のうちにちゃんと選び直そうと思いました。

テカり・崩れ・白浮き・コスパ・下地としての使いやすさ、この5軸で3本を比べています。商品は私が実際に使ったもの、または使用感を手元で確認したものに限っています。

3本の基本スペックと比較

比較軸 アネッサ NA スキンアクア
トーンアップ
ビオレUV
アクアリッチ
参考価格(楽天) 約¥2,750〜
3,058(60ml)
約¥1,210
(80g)
約¥1,000前後
(70g)
SPF / PA SPF50+
PA++++
SPF50+
PA++++
SPF50+
PA++++
崩れにくさ ◎◎◎ ◎◎ ◎◎
白浮きしにくさ ◎◎ ◎◎◎ ◎◎◎
トーンアップ感 ◎◎◎
肌なじみ・軽さ ◎◎ ◎◎ ◎◎◎
下地代わりに使える ○(下地兼用) ○(下地兼用) ○(下地兼用)
コスパ(量/価格) ◎◎◎ ◎◎◎

3品とも「SPF50+ PA++++、下地兼用、石けんで落とせる」の基本スペックは揃っています。差が出るのは、仕上がりの方向性・崩れへの強さ・価格帯のバランスです。

① アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NA

PRODUCT 01
アネッサ パーフェクトUV
スキンケアミルク NA
参考価格 約¥2,750〜¥3,058(60ml)|資生堂 |SPF50+ PA++++
崩れにくさ重視 汗・水・こすれに強い オートリペア技術

 

 

「日焼け止めの金字塔」と言うと大げさかもしれないですが、崩れへの強さという点でこれを超えるプチプラが今のところ私には見当たらないです。動いてできる隙間を自動修復する技術が搭載されていて、電車の中でこすれたり、外出で汗をかいた後でも、塗り直しがなくても夕方まで保ちやすい印象がありました。

2026年版にリニューアルされており、パッケージが変わっています。中身の使い心地はさらさら系のミルクテクスチャーで、顔と体の両方に使える設計です。価格が¥3,000前後という点だけが、唯一「うーん」となるところです。ただ60mlで夏の間ほぼ持つことを考えると、1日換算では許容範囲かもしれません。

こんな方に向いています
「午後も崩れたくない」「打ち合わせが多い」「塗り直しが難しい日がある」という方。仕上がりのトーンアップは弱いですが、そのぶん使い回しがきくベーシックな白さです。肌が安定している日に向きます。
薄づき使い(普通の日)
パール粒1個分をとって、首まで伸ばします。さらさら感が出るまで1〜2分馴染ませるのがコツです。
しっかり使い(汗が多い日)
やや多めにとって、Tゾーンにも丁寧に。よく振ってから使うのを忘れずに(2層タイプ)。
※乾燥肌の方は、使い始めに保湿をしっかりしてからのせた方が粉っぽくなりにくいと感じています。合う合わないは肌によります。

② スキンアクア トーンアップUVエッセンス(ラベンダー)

PRODUCT 02
スキンアクア
トーンアップUVエッセンス
参考価格 約¥1,210(80g)|ロート製薬 |SPF50+ PA++++
トーンアップ&コスパ ラベンダーカラー 2026年リニューアル

 

 

「日焼け止めを塗っただけなのに、なんかいつもより顔色よくない?」という感覚を初めて体験したのがこれでした。ラベンダーカラーのエッセンスが光をコントロールして、メイクアップ効果でくすみが飛んだように見える仕上がりになります。(メイクアップ効果によるものです)

2026年に「透明感ロック処方」へリニューアルされて、汗や水に対するコーティングが強化されました。80gという大容量なのに¥1,210前後というコスパは正直すごいと思っています。惜しみなく使えるのが、毎日ちゃんと塗る習慣につながります。

合わない人の話もしておくと、ラベンダー系の色みが「自分のパーソナルカラーと合わない」と感じる方は、同シリーズの他カラー(ブルー・ローズピンク等)も展開されているので、そちらで選んでみてください。

こんな方に向いています
「下地を省きたい」「コスパよく大量に使いたい」「肌色をふんわり整えたい」という方に。フィルターがかかったようなメイクアップ仕上がりを日焼け止めだけで求める方向きです。
薄づき使い(自然な仕上がりに)
少量を顔全体に薄く伸ばします。透け感が出て、メイクなしでも顔色が整いやすい印象です。
しっかり使い(フィルター感を出したい)
やや多めに、でも均一に。仕上がりのトーンアップ感が強くなります。ムラにならないよう手で温めながら伸ばします。
※ラベンダーカラーが服についた場合、洗濯で落ちますが色の濃いお洋服には注意してください。使用後は手もよく洗うと安心です。
だから選ぶ:ファンデを省いてもメイクアップ効果で顔色が整う。この手軽さがリピートの理由です。

 

 

③ ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス

PRODUCT 03
ビオレUV アクアリッチ
ウォータリーエッセンス
参考価格 約¥1,000前後(70g)|花王 |SPF50+ PA++++
軽さ・コスパ最強 ウォーターベース 白浮きしにくい

 

 

「日焼け止めのベタつきがどうしても苦手」という方に、まず試してほしいのがこれです。水のように軽いウォーターベースで、塗った瞬間にすっとなじんで、ベタつきがほぼ残らない感触です。「日焼け止めを塗っている」という感覚が最も薄いのは、私が試した3本の中でビオレでした。

花王のミクロディフェンス処方で、ミクロレベルのスキマまで塗りムラを防ぐ設計になっています。スーパーウォータープルーフで汗や水にも対応しているので、日常使いから軽い運動まで幅広く使えます。

ただ、トーンアップや仕上がりの補正はほぼありません。純粋に「UVをしっかり防ぎながら、ストレスなく毎日塗り続ける」ことに特化している感じです。下地は別途つかう前提で、この上にファンデやパウダーを重ねると使いやすいです。

こんな方に向いています
「日焼け止めの感触が苦手でサボりがち」「毎日惜しみなく全身に使いたい」「仕上がりよりとにかく軽さ」という方。量を気にせず塗れるのが大事、という方には¥1,000前後で70gはかなり頼もしいコスパです。
薄づき使い(顔だけに)
パール粒1個分で顔全体。ベタつかないので、スキンケアの最後にすっと塗れます。
たっぷり使い(首・腕まで)
1プッシュをそのまま首・デコルテへ。ムラになりにくく伸びがよいので塗り漏れが出にくいです。
※乾燥が気になる季節は、スキンケアの保湿をしっかりしてからこの上にのせるとより使いやすいです。

 

 

5月に入って日差しが変わった、と感じたなら、それが塗り始めのサインだと思っています。選んだものが体感に合うかどうかは、試してみないとわからないところも正直あります。ただ、塗らない夏よりは、どれかを選んで塗り始めた夏の方が、きっとよかったと思える時が来ます。※価格や仕様は記事作成時点のものです。最新の情報は各販売店でご確認ください。
※Ameba Pickリンクを含みます。
※本記事の内容は個人の感想に基づくものです。
※メイクアップ効果に関する表記は(メイクアップ効果による)ことを示します。
※肌に異常が生じた場合は使用を中止し、皮膚科等にご相談ください。
※「日やけによるシミ・そばかすを防ぐ」はUVカット効果によるものです。