3月になると、くしゃみや鼻水に加えて、顔のかゆみや肌のカサつきまで出てきます。
マスクだけでは顔全体をカバーしきれないので、スプレーで対策しようと思って売り場に行くと、似たようなボトルが3本並んでいて手が止まります。
今回は、よく見かける花粉ブロックスプレー3本を並べて、自分なりに比較してみました。
◆ イハダ アレルスクリーン EX(資生堂)
花粉ブロックスプレーといえばまずこれ、という定番です。
イオンの力で花粉やPM2.5の付着を防ぐ仕組みで、エアゾール型なので霧が細かく、顔全体にかけやすいのは助かります。
ただ、保湿力はほぼありません。3月の乾燥した肌にスプレーすると、むしろつっぱりを感じることもあります。エタノールがやや多めなので、肌が敏感になっている時期にはピリッとくる場合も。
花粉ブロックだけに絞って、保湿は別の化粧水やクリームで補う、という使い分けが前提になります。
「1本で全部済ませたい」という人には向きません。それでも、花粉ブロックスプレーとしての安定感は、やはりこれが基準になると思います。
◆ dプログラム アレルバリア ミスト N(資生堂)
こちらはミスト状の化粧水を兼ねていて、オイル層と化粧水層の2層タイプです。花粉バリアと保湿を1本でこなせるのが売りで、メイクの上から使える点も人気の理由です。
敏感肌ブランドの商品なので刺激は少なめ。ただ、気になるのは容量です。57mLしか入っていないので、朝晩しっかり使うと2〜3週間でなくなります。1本1,650円なので、月に2本買うとけっこうな出費です。
それと、2層式なので使う前にしっかり振る必要があります。振りが足りないとオイルと化粧水が分離したまま出てきて、顔がベタつくことも。ちょっと手間がかかるところは好みが分かれます。
コスパを差し引いても、肌が揺らぎやすい人にとっての安心感は大きいです。敏感肌で花粉ブロックスプレー選びに困っている人は、まず試す価値があると思います。
◆ アレルブロック 花粉ガードスプレー モイストヴェール(アース製薬)
セラミドやプラセンタなど保湿成分を複数配合していて、3本の中では保湿寄りの設計です。ノンガスのミストタイプなので、職場や外出先でも音を気にせず使えます。
ただし、ノンガス型は噴霧の粒がやや粗く、顔全体にムラなくかけるのが少し難しいです。何回かに分けてスプレーする手間がかかります。
もうひとつ気になるのは香りです。ローズゼラニウムの香りがほんのりつくので、無香料が好きな人には合いません。鼻が敏感になっている花粉シーズンに香りつきはどうなのか、ここは正直微妙なところです。
それでも、保湿のしっとり感は3本の中ではいちばん実感しやすいと思います。花粉の時期に肌がカサつきやすい人にとっては、花粉ブロックスプレーと保湿ケアが1ステップで済むのは助かるはずです。
◆ 3本並べてみて思うこと
正直なところ、「これ1本で完璧」というものはありませんでした。
・イハダは花粉ブロック特化だけど乾燥する。
・dプログラムは万能に見えるけどコスパが厳しい。
・アレルブロックは保湿はいいけど香りと噴霧精度が惜しい。
結局、「自分がいちばん困っていること」から選ぶしかないと思います。整理すると、こんな感じです。
・花粉をとにかく止めたい → イハダ(保湿は別で補う前提で)
・肌の揺らぎ対策を最優先したい → dプログラム(コスパは覚悟の上で)
・乾燥がいちばんつらい → アレルブロック(香りが気にならなければ)
それと、どのスプレーもこれ単体で花粉症が解決するわけではありません。
マスクやメガネとの併用が前提です。
過度な期待はせず、「少しでもマシになればいい」くらいの気持ちで使うのが、がっかりしないコツかもしれません。
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